★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆【産経抄】 (産経 2009/6/3)



 テキ屋の寅さんが見たら地団駄(じたんだ)を踏んで悔しがっただろう。なにしろ、おフランスの老舗宝石店が、5千円もするダイヤモンドの原石を5千人の善男善女にタダでばらまきましょうと口上しただけで、たちまち銀座をぐるりと一周する大行列ができたのだから。

 もちろん、そこは海千山千の商売人。長い行列を耐え忍んだ末にもらったダイヤをリングに加工してもらうと、あら不思議。5万円也の加工料をとられる。ペンダントだと7万円もするそうな。

 こうして新聞やテレビにタダで取り上げられるのも計算のうちだったろう。損して得とれとはまさにこのことだ。最近、えげつなさの足りない関西商人は大いに見習ってほしい。

 国道やダムなどを造る費用である国直轄公共事業費の地方負担金の明細もえげつないものだった。なにしろ国交省の出先機関に勤めているお役人の給料だけでなく、退職金や共済年金まで地方自治体につけを回していたのだから恐れ入る。日々の生活費だけでなく、勝手に老後のお土産までつけていたというわけだ。

 地方負担金の仕組みを「ぼったくりバーだ」と言い放った橋下徹大阪府知事には座布団2枚差し上げたい。さすがに金子一義国交相は「そういうものは見直す。請求しない」と見直しを表明したが、お役所の無駄は至るところにある。

 特に国の出先機関の庁舎建て替えは目に余る。まだまだ使える建物を壊して高層ビルにする必要は毛頭ないし、そのカネを地方に出させるとは悪代官も真っ青だ。国がまずやるべきことは、徹底した出先機関のスリム化のはずだが、麻生太郎首相の覚悟が見えてこない。ダイヤならぬ定額給付金のバラマキより行革断行こそ総選挙の売り物になるはずなのだが…。
[PR]
by sakura4987 | 2009-06-11 07:15

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987