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◆【産経抄】 (産経 2009/6/10)




 佐藤栄作内閣の末期だから40年近くも昔の話。「国連は田舎の信用組合だ」と言い放った西村直己という防衛庁長官がいた。当時は元気だった社会党が「国連軽視もはなはだしい」と騒ぎ、ほどなくクビになった。

 国連は、わずかなカネでメンバーになれ、自分の利益ばかり主張してまとまらない「田舎の信用組合」みたいなものだ、というのが西村発言の趣旨だ。21世紀の今、そんな意味で信用組合を引き合いに出す政治家はいまい。では、国連は信用組合並みに進化しただろうか。

 北朝鮮が2回目の核実験をしたと発表してから2週間以上たつが、国連の動きはあまりにも鈍かった。安全保障理事会はようやく決議案の最終合意にたどりつくようだが、足を引っ張ったのはおなじみの中国だ。

 中国が最も嫌がっているのは、北朝鮮船舶への臨検(貨物検査)義務化の決議盛り込みだという。臨検を義務付ければ、「武力衝突を招きかねない」からだそうだが、それこそ北朝鮮の思うつぼだ。この期に及んでまだ金正日ファミリーを甘やかそうとしている。

 もちろん、日本には厳しい。崔天凱駐日大使は、日本国内に出始めた敵基地攻撃論や核武装論について「日本の正式な立場、政策に影響を及ぼさないよう期待する」と牽制(けんせい)した。核兵器を持ち、世界第2位の軍事費を湯水のごとく使って軍拡に懸命なのにぬけぬけとよく言えるものだ。

 実は、西村発言には次のような前段があった。「中共が入ってくれば国連はますます悪くなるかもしれない」。当時は、安保理常任理事国だった中華民国(台湾)が国連を追われ、中華人民共和国(中共)が取って代わった直後だ。「西村予言」は当たったか。小欄の答えは言わずもがなだろう。
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by sakura4987 | 2009-06-12 11:55

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