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◆中絶希望者に里親案内の新制度 福島県が今春から

(朝日新聞06/2/23)

http://www.asahi.com/national/update/0224/TKY200602230419.html

 人口減に悩む福島県が、従来の「里親制度」を、人工妊娠中絶を減らし、出生率を高めるための施策として活用していく方針を決めた。新年度から新たに「里親コーディネーター」を配置し、出産を迷う妊婦らにも制度を紹介する。女性の「産む、産まない」の選択権が狭められないかなどの論議も予想されるが、同県は「中絶を考えている人に産んでもらい、社会で子育てを担いたい」としている。

 里親制度は、虐待などで親との同居が難しくなった子どもを一般家庭で育てる仕組み。各都道府県が所管しているが、厚生労働省によると、出産前に制度を紹介するのは異例だ。

 福島県によると、まず産婦人科医に依頼し、出産を迷う妊婦のうち希望者に里親制度など子育て支援策を紹介するパンフレットを配布。問い合わせに応じて児童相談所が詳しく説明し、出産後、実際に子育てが困難な場合には里親を紹介する。里親は、原則18歳まで育てる「養育里親」を想定している。

 県は新年度当初予算に約2000万円を計上、新たに里親コーディネーターと心理嘱託員を4人ずつ雇い、児童相談所に配置する。コーディネーターは親と里親の間をとりもち、心理嘱託員は紹介後も継続して親や里親の心のケアなどを担う。

 福島県の人工妊娠中絶実施率(女性の人口千人あたりの件数)は04年度で15.8。全国平均の10.6を大きく上回った。15~19歳では17.7とさらに高率だ。一方で県の人口は97年の約213万人をピークに減り続け、今年1月1日の推計で約209万人に。

 里親コーディネーターらの配置は、児童相談所の児童福祉司不足を補うのが目的だったが、予算案を詰める際に中絶実施率の高さを問題視する声が上がり、里親制度の幅広い活用が論議された。

 川手晃副知事は「妊娠中絶を考えている人に『産む』という選択肢も提示した上で、できるだけ産んでもらい、社会で子どもを育てようというのが狙いだ。倫理的な問題を指摘する声があるかもしれないが、出生率の低下や中絶の問題は深刻だ」と話している。



◆atsuのB級ニュース批評より

http://atsupeugeot.seesaa.net/

 その昔、私の郷里である宮城県石巻市で、「赤ちゃん斡旋事件」という事件があった。

 この事件は、産婦人科医の菊田昇氏(平成3年死去)が、中絶に訪れる女性を説得して出産させ、その赤ちゃんを子供のいない夫婦に斡旋していたというものである。

 菊田氏は中絶されて死んでいく胎児を見かねてこの行為に及んだのだったが、赤ちゃんが義母の実子であるという偽の出生証明書を書いたことから医師法違反に問われ、産婦人科学会からも除名されてしまう。

 しかし、彼によって数百人の赤ちゃんの命が救われたことは事実であり、マザー・テレサもその功績を讃えたほどである。

 中絶するくらいなら、その赤ちゃんを里親のもとへ――という福島県の方針は、菊田氏の遺志をまさに継ぐようなものであり、大いに賛成したい。

 少子化少子化と叫ばれる中、一年に30万人以上(厚生労働省HP内の統計より)の胎児が殺されている現状は、どう考えてもおかしいのである。ここ数年、一年間に生まれる赤ちゃんの人数は120万人を切っている。

 本来ならば150万人の赤ちゃんが生まれるはずが、そのうちの30万人、なんと20%が日の目を見ないまま葬り去られているのだ。そのうちの何%かでも、この制度によって救われることを望みたい。

 妊娠を誰にも知られないまま出産し、赤ちゃんをそのまま便所のゴミ箱に捨てたりする女がたまにいるが、そんな事件もなくなるかもしれない。

 ところで、ウェブ上の記事には掲載されていなかったが、朝日新聞の紙面には、恵泉女学園大学大学院の大日向雅美教授のコメントがあった。以下に引用する。

 
 ~人工妊娠中絶がいいわけではないが、「産めよ、増やせよ」と周囲からあおるような手法は危険だ。安心して産み、育てられる環境を整備するとしながら、女性の「産む、産まない」の選択の自由を含めたライフスタイルが狭められる心配がある。~

引用終了。


 私は、この人の見解には大いに疑問を持つ。特に「産む自由、産まない自由の選択」というくだりについてだ。

 確かに、現代の女性には産む、産まないを選択する自由があるだろう。一生独身を貫く人は男女共にいるし、必ずしも子孫を残すことを強制される時代ではない。しかし、それはあくまでも妊娠する以前の話である。果たして、妊娠したあとで「産まない自由」を選択する権利など、我々にあるのだろうか。

 もちろん、レイプによって孕まされた赤ちゃんだったら話は別だ。だが、合意の上でセックスをし、その結果として胎内に新しい命を宿したならば、産む義務は生じても産まない権利など生じない。

 これは男にも言えることで、できた赤ちゃんを「産ませない」権利などありはしないのである。避妊もせず、生でヤッたのならなおさらだ。女性が産みたいというのに「堕ろせ」と強要する男などは言語道断、水子に祟られて氏ねと言いたいほどである。

 大日向教授という人がどういう人かと思ってググってみたが、どうも典型的なジェンフリ論者、フェミニストのようで。「母性愛」を否定する著書など書かれているので、このようなコメントをしてもさもありなん、という感じである。

 この人にとっては、堕胎される小さな命よりも、女性のライフスタイルのほうが重要であるようだ。朝日は、もっと命の重みを分かっている人にコメントを求めたほうがよかったのではないか? せめて、肯定的な捉え方をする人のコメントも取り、両論併記にすべきだったと思う。



★この赤ちゃんにもしあわせを

菊田医師赤ちゃんあっせん事件の記録

http://www.ningen-rekishi.co.jp/details/4-89007-002-8.htm

「母から望まれないまま中絶により胎外にだされた赤ちゃんは、たとえ呼吸して元気でいても死ぬままに放置され、あるいは積極的に死を与えられる実情にあった。

人間として、まして医師として、まことに悲惨な思いにかられるが、これは合法の名のもとに許されていた。

その日婦人に私は、「ここでおろすことは赤ちゃんを完全に死なすことになる。あと二、三ヶ月、お腹に入れてから産んでも、費用も産後の休養期間もほとんど変わらない。どうだろう。丈夫な赤ちゃんを産んでもらうわけにはいかないだろうか」と説得した。

彼女はもし子供を中絶したのと同様にしてくれるなら、つまり入籍しないで赤ちゃんあっせんをしてくれるなら産んでもよい。そうでないとのちのち、子供とかかわりあいが生じて、いつも安心して暮らすことができない。

しかし、もし”籍ごと”赤ちゃんを他人に渡してくれると約束するなら、先生の言う通り丈夫な赤ちゃんを産むことにして、よそでも中絶をしないことを約束すると答えた。」本文冒頭より

統計表5 人工妊娠中絶件数・実施率,都道府県別
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei/03/hyou5.html
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by sakura4987 | 2006-02-26 09:04

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