◆中国外相「ヒトラー」挙げ靖国参拝非難
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060307-00000096-jij-int
中国の李肇星外相は、全国人民代表大会(全人代=国会に相当)が開会中の北京の人民大会堂で記者会見し、小泉首相の靖国神社参拝を念頭に「中国や他国民は日本の指導者によるA級戦犯参拝を受け入れられない」と強く非難した。
ヒトラーやナチスを挙げ、「ドイツの指導者は戦後、崇拝していない」とした上で「ドイツ人も、日本の指導者がばかげた不道徳な行為をなぜ行うのか理解できない」と述べ、小泉首相に反省を求めた。
李外相はさらに、「米国人も1941年12月に発生した事件(真珠湾攻撃)を忘れていないし、日本侵略者はマラッカ(マレー半島)も空襲し、多くの民衆を傷つけた。このような例はとても多く、3時間かけても話し終わらない」と、日本の過去に対し強い批判を続けた。
中国外相が内外記者の出席した公式記者会見でここまで対日非難を展開するのは極めて異例。