◆韓国の交通安全水準OECD国家中最下位
韓国の交通安全水準は経済協力開発機構(OECD)に加入している30カ国中で最下
位の水準だという研究結果が出てきた。
韓国交通研究院はOECD会員30カ国を対象に、道路インフラと移動手段、費用、
交通安全の4道路交通部門で、国家競争力水準を評価した結果、韓国は交通安全
部門で29位だったと1日明らかにした。
30カ国中、メキシコは資料がなく順位から除外された点を考慮すると、韓国は
事実上、比較国家中最下位となったと研究院は説明した。
また道路インフラ部門と移動手段部門では各々27位で、費用部門では他の国家
に比べて、相対的に低い大衆交通料金水準で10位だったことが明らかになった。
交通安全部門1位はノルウェーで、費用部門ではガソリン価格と軽油価格が安
い米国が1位となり、インフラ部門1位はスウェーデン、移動手段部門1位はルク
センブルグだった。
安全部門で韓国は人口10万人当たりの死者数が28位(15.05人/10万人)、自動車
1万台当りの交通事故件数は29位(165.1件/1万台)を記録、最下位水準であること
が明らかになった。
移動手段部門で韓国は人口1千人当り大衆交通バスの台数が0.826台で12位と、
優良点を得たが、自動車保有台数は26位(304台/1千人)で、まだ自動車普及率が
低いと分析された。
費用部門で韓国は市内バスとタクシー基本料金水準が各々4位(0.77ドル/1人)
と8位(1.53ドル/1人)で、大衆交通料金水準が低くて優秀な点数を得た。
研究院はこの日午後3時、韓国交通研究院で「国際道路交通競争力指数分析結
果および向上方案」を主題として、政策討論会を開き、同内容を発表し、韓国の
道路交通部門競争力強化のための多様な方案を議論する。<連合>