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◆森林の大切さ この緑を子孫に伝えたい

平成17年5月4日(水) 産経新聞 主張

 日本各地の森林は昨年、台風などの災害に痛めつけられた。林業の不振もあって、森林の荒廃が加速しそうな気配もある。地球温暖化防止に寄与するためにも、大事に育てる努力が必要だ。

 林野庁がまとめた「森林・林業白書」によると、昨年は台風、集中豪雨、地震などの相次ぐ災害で、林野関係の被害額は二千五百億円に達した。保水能力にたけた森林は本来、災害には強いはずではなかったのか。

 戦後の荒れた山野を再生させるために、植林が盛んに行われた結果、人工林が全体の40%を占めるようになった。これらの人工林は下草刈りや間伐などの手入れが不可欠である。

 伐採時の価格が高ければ、次の植林などの費用がまかなえる持続可能な産業のはずだ。ところが、近年の木材の価格低迷は目を覆うばかりである。

 花粉症の元凶にされているスギは平成二年の一立方メートル当たり一万四千五百九十五円から一万円を取った価格となった。高級材のヒノキも半額以下である。採算が取れない価格だ。

 林業農家が森林整備をしようにもできないのが実情である。これにより、山は荒廃して保水能力が低下し、台風などの大水や風に耐えられずに、災害が多発するという悪循環に陥る。

 だが、森林を見捨ててはいけない。むしろ資源として大切に育てる方策を模索すべきだ。

 さきに発効した京都議定書で、日本は地球温暖化防止策として温室効果ガスの6%削減を約束した。このうち、森林による二酸化炭素の吸収量で3・9%を確保する方針だ。森林の果たす役割の大きさがわかる。

 しかし、現状では目標を大幅に下回る可能性が高い。間伐などの森林の整備促進はもちろんのこと、林業に携わる人材の育成も急務であろう。官民一体の対応策を望む。

 その先駆けとして、現在開催中の愛知万博では多くの木材が使用されている。グローバルループ(空中回廊)をはじめ、日本館などで木の温もりを感じさせる演出だ。また、再生可能な特質を生かし、万博終了後は校舎の材料として再利用される。

 森林はこれからが一番輝きを増す季節である。この大切な緑を次世代に引き継ぐことが今、求められている。

※今年2月に、「鎮守の森CO2吸収調査報告書」が小池環境相に提出された。この調査は、2000年から昨年にかけて、東京都23区内の59神社で行われた。

結果は、平均的な森に比べて、鎮守の森は温暖化の原因である、CO2を3.3倍も吸収しているという事だった。

推計では、23区内の全神社の鎮守の森が吸収する年間の二酸化炭素の量は、実に車約5万2千台分、家庭約1万5千個分に相当するそうだ。

これほどすごい鎮守の森が、最近は道路の拡幅などによって、年々縮小を余儀なくされているらしく、神社庁によれば、毎年、全国で東京ドーム約13個分のペースで消えていっているというのだ。

誠に嘆かわしい限りだが、果たして事の重大さが政府に伝わっているのだろうか。結局、先日の石原氏の「日本よ」に述べられていたように、人工林を手入れして、広葉樹林を増やし、自然の森に帰すことが早急に求められているのだが、上記のような状態で、これがなかなか進んでいないようだ。

どれをとってもイライラする政策で、スパッとした決断が出来ないのが今の政治なのだが、困ったものである。これに関して言えば、要は、日本の文化を大事にするということだし、宗教心を取り戻すということが結論なのだ。

ブログを書いていると、いろいろと知恵も湧いてきて、答えが分かってくるのだが、これを実現するための行動が必要な事も痛感してしまう。さて、どのような行動を起こすか、そろそろ肝を据えねばなるまい。
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by sakura4987 | 2006-03-21 13:11

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