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◆【特報】ジェンダー論に「双子の症例」の影

世界日報

男女共同参画法にも反映
ダイアモンド教授が日本語誌に論文
定義、基本法の改廃不可避に

 「男の子に生まれた赤ん坊でも、手術で性別を変えれば、女の子としてうまく育つ」という米性科学者、ジョン・マネー氏の「双子の症例」(一九七二年発表)のウソを突き止めたミルトン・ダイアモンド教授(ハワイ大学、解剖学・生殖生物学部教授)は、日本語専門誌『現代性教育研究月報』一月号で、ジェンダーフリーを主張するフェミニストは「双子の症例」の影響を受けているとする論文を発表した。また、ダイアモンド氏は「男らしさ・女らしさ」などのジェンダーが生得的な男女の違いと文化的・社会的要因の相互作用で形成されると言明。政府は、ジェンダーを「社会的文化的に形成された性別」と定義し、生得的な部分を除去しており、その定義の不備が改めて問題になってこよう。

(山本 彰)

 論文の中で、ダイアモンド教授はまず、ジェンダーに関して伝統主義者とフェミニストの間で対立があることに言及。その上で、伝統主義者は「双子の症例」のウソを突き止めた同氏の医学論文(九七年発表)を「自分たちの立場を支持するものだと考えている」と論評している。

 一方、フェミニストの考え方は、「性役割であるとか、社会における扱われ方や社会的期待が男女で異なっているのは、長年にわたって培われた時代錯誤的な文化的神話や因習によるもの」とし、「あらゆるセックスおよびジェンダー格差は、それが養育や文化的適応および社会化の結果であるという考え方に立って改善されていくべきだ」と考えていると指摘。

 こうした極端な考え方は「双子の症例」という誤った報告に「大きく影響されている」と述べ、「この報告により、人は性心理的にジェンダー・レスの状態で生まれ、ジェンダーに特徴的だと思われるものはもっぱら養育によるものだというフェミニストの主張が生まれた」と言明している。

 そして「フェミニストは、女性として扱われた男性が女性としてうまく適応できたのであれば、(中略)あらゆる事柄について男女が平等に扱われるよう、子どもの教育のしかたを変え、女性に与えられている機会を改善していくべきだと主張している」と説明する。

 続いて「フェミニストの強い信念は、社会的な変化をもたらすための有効な手段として、法律(編集部注:男女共同参画法)を成立させるに至っている」とし、男女共同参画社会基本法にも、「双子の症例」の考え方が流れ込んでいるとの見方を示した。

 加えて「教育や就労、社会領域や機会におけるさまざまなジェンダー・バイアスとそれに起因する差別を取り除こうとする社会運動・活動・議論は『ジェンダー・フリー』と呼ばれている」と解説している。

 「ジェンダー・フリー」を男女共同参画社会基本法の理念に入れ込むために動いた大沢真理・東大教授は、「ありとあらゆる文化や社会が作りだした男らしさや女らしさの通念、つまり男女を区分している線、これは人工的に作りだされたものだから、人の意識的な営みによって崩していくことができる」(上野千鶴子対談集『ラディカルに語れば……』)と述べている。

 大沢真理氏に代表される日本のフェミニストは、ダイアモンド氏が指摘するようなジェンダーフリーの概念ではなく、「男らしさ・女らしさ」が人工的に作りだされたとする「双子の症例」をうのみにしたような考え方に立っている。

 これに対し、ダイアモンド氏は「人々の行動は生物学的・本質的な作用(力)と社会的・文化的な作用(力)の双方が組み合わさった結果である」と述べているのだ。

 内閣府男女共同参画局は、ジェンダーの定義を「社会的・文化的に形成された性別」(男女共同参画基本計画)としてきた。これはダイアモンド教授の説明のうち、社会的・文化的な部分だけに着目した形になっている。

 政府は昨年十二月にまとめた第二次男女共同参画基本計画で、ジェンダーをめぐる混乱収拾のため長い説明を加えている。だが、「双子の症例」が正しいかのような定義である限り、混乱が続くことは明らか。

 ダイアモンド説にのっとったジェンダー定義の早急な変更と「双子の症例」の影響がある男女共同参画社会基本法の改廃が求められている。
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by sakura4987 | 2006-03-21 14:04

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