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◆【特報】「ジェンダー」の定義でトリック

内閣府男女共同参画局作成の小冊子

「社会的文化的性別」の論拠は日本語文献

「国民を欺く行為」との声も

 昨年末、第二次「男女共同参画基本計画」が閣議決定される直前まで、自民党の「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトチーム」(PT)から「取り去るべきだ」と強い批判を浴びた「ジェンダー」の用語。内閣府男女共同参画局は、その定義を「社会的文化的に形成された性別」とし、根拠を国連開発計画(UNDP)の「人間開発報告書」(一九九五年)の日本語版に置いている。だが、これは世銀など国際機関の英文で書かれた定義が、「生物学的性別の上に文化的・社会的に形成された男女の側面」といった表現であるのと違いがある。政府は、これまで「ジェンダーは国際機関でも使われている用語」と説明してきたが、「日本語版だけに存在する文言を国際機関等による定義として掲げるのは詐欺だ」との声が上がっている。(山本 彰)

 内閣府男女共同参画局の「男女共同参画基本計画に関する専門調査会」(岩男壽美子会長)は昨年十月三十一日、「『社会的・文化的に形成された性別』(ジェンダー)の表現等についての整理」と題した小冊子を作成した。

 男女共同参画局は、昨年六月、基本計画の施行五年目の改定を行う時期を迎え、全国数カ所で改定案(「中間整理」)を提示し説明会を開いたところ、「ジェンダー」の用語に批判が続出した。

 PTも、昨年五月二十六日のシンポジウムで座長の安倍晋三幹事長代理(当時)が「(男女共同参画社会基本法に)暴走を生み出すDNAが埋め込まれている」と指摘。内閣府のジェンダー定義が文化、社会だけの影響で作られるという観点に立つため、「人の意識的営みで崩していける」(大沢真理・東大教授)という考え方も許容し、その結果「男らしさ・女らしさ」の解消を促すようなジェンダーフリーにつながっていると見られてきた。

 同冊子はその定義について検討を行い、その結果をまとめている。だが、冊子の説明はそうした批判に配慮するどころか、「現行基本計画において使用されている『社会的・文化的に形成された性別』(ジェンダー)は、主要な国際機関等におけるgenderという用語の定義ともほぼ一致しており、適切なものであると考える」と主張。「社会的につくられた性別」という短い言葉で言い換えることを提案している。

 各国際機関のジェンダー定義を一覧表にしてまとめた同冊子の参考資料の部分を見ると、国際機関のものが日本のジェンダー定義と「ほぼ一致」しているとは言えないことが分かる(表参照)。

 ジェンダーの定義を明記している世界銀行や国連ジェンダー問題特別事務所、世界保健機関、国連人口基金、国連環境計画の報告書やホームページ(HP)は、ジェンダーを男性、女性という生物学的性別(セックス)と関連した社会的側面とほぼ規定している。

 このため、月刊誌『明日への選択』(一月号、日本政策研究センター)は、「(国際機関では)ジェンダーは『社会的・文化的に形成された“性別”』とは定義されていない」とし、「むしろ、『生物学的な性別』に基づく男女の社会的・文化的な態度や役割の区別をジェンダーと呼んでいるとも理解できる。国際機関では、日本のようにジェンダーは生物学的性別とは無関係につくられるという極端な考え方は採用していないのではあるまいか」と述べている。

 また、「男の子に生まれた赤ん坊でも、手術で性別を変えれば、女の子としてうまく育つ」という米性科学者、ジョン・マネー氏の「双子の症例」がウソであることを暴いたミルトン・ダイアモンド教授(ハワイ大学、解剖学・生殖生物学部教授)も、ジェンダーを「生物学的・本質的な作用(力)と社会的・文化的な作用(力)の双方が組合わさった結果」(『現代性教育研究月報』)と見る。

 唯一、日本政府のジェンダー定義と酷似しているのが国連開発計画の人間開発報告書(一九九五年日本語版)だ。しかし、「(報告書の)英語版には該当部分はなく、日本語版だけに存在する文言であることが判明」(『明日への選択』)しており、「これを『国際機関等による定義』として掲げるのは詐欺である」(同)との批判が起こっている。

 この点について、内閣府男女共同参画局は本紙の取材に対し「委員の間でセックスと無関係にジェンダーがあるという議論はなかった」と弁明するが、「ジェンダーがセックスと関係しているという議論はあったのか」との質問には言葉を濁した。

 フェミニスト学者主導の調査会では、ジェンダーがセックスを基盤としてつくられるという脳科学で証明された事実を認めて議論するのは、タブーとなっていると見られる。

 フェミニズムに詳しい林道義・元東京女子大学教授は「生物学的性別と社会的性差を分けて考えていることがそもそも間違っている」と指摘している。
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by sakura4987 | 2006-03-21 14:05

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