★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆中露首脳会談 米への対抗色濃く 核問題、強硬論を牽制

 (産経 06/3/22)

 【北京=伊藤正】中国の胡錦濤国家主席とロシアのプーチン大統領が二十一日の首脳会談で、戦略的パートナーシップの強化で一致し、二国間関係の発展と同時に、イラン、北朝鮮の核問題の外交的解決での協調を確認したことは、予想通りの結果とはいえ、米国を刺激することになろう。中露が今後、軍事協力を含め関係を緊密化し、米一極支配への対抗色を濃くしていくとみられるからだ。

 十年前、戦略的パートナーシップを確立して以来、中露関係は着実に進展。特に二〇〇四年に両国の歴史的対立の要因になっていた国境線の画定を終えた後、緊密化が加速し、昨年は大規模な合同軍事演習を実施するまでになった。

 この背景の一つは、中国が経済成長持続のためのエネルギーの確保と国防力増強のための兵器の調達にロシアとの協力が必要になった事情がある。今回のプーチン大統領の訪中では、とりわけ石油・天然ガスの対中協力が注目された。

 発表された首脳会談の共同声明では、協力促進での一致をうたい、ロシア側によると、五年以内に天然ガス・パイプラインを敷設することなどで合意した。東シベリアからの石油パイプラインについては、合意に至らなかったもようだ。

 中露は昨年、貿易額(昨年は二百九十一億ドル)を二〇一〇年に六百億-八百億ドルに拡大することで一致した。中国側の主たる輸入品が石油と兵器という傾向は当分続く見通しで、こうした戦略物資の供給を安定的に確保するためにも、ロシアとの良好な関係維持が不可欠になっている。

 中露関係を発展させてきたもう一つの背景は、米国との戦略的対立だ。中露は、〇一年の米中枢同時テロ後の対米協調姿勢から、イラク攻撃を契機に警戒へと転じた。中露が伝統的友好と利害関係を共有する中東諸国だけでなく、旧ソ連圏での民主革命支援などで米国が一極支配を強める動きを示したことへの危機感による。

 今回の首脳会談では、イランの核開発問題で「緊密な協調」を確認し、政治的、外交的手段による解決を強調。北朝鮮の核問題でも、六カ国協議を通じた平和解決で一致し、米国などの強硬論を牽制(けんせい)した。

 しかし共同声明には昨年の上海協力機構首脳会議の共同声明のように米一極支配を直接批判する表現はない。胡錦濤主席の訪米を来月に控えているためとみられるが、中露提携強化は日米安保体制にも対抗する狙いを秘めており、米中首脳会談では戦略問題での応酬が不可避とみられている。
[PR]
by sakura4987 | 2006-03-26 09:53

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987