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◆「北の犯罪、世界に訴える」 亡命元貿易会社社長・金徳弘氏

 (産経 06・4・6)

http://www.sankei.co.jp/news/060406/kok032.htm

≪韓国、渡米の旅券発給拒む≫

 【ソウル=久保田るり子】北朝鮮から9年前、黄長●・朝鮮労働党元書記とともに韓国に亡命した朝鮮労働党傘下の貿易会社元社長、金徳弘氏(67)が、海外渡航の自由を求め韓国政府を相手取った裁判闘争を続けている。金氏は5年前から渡米を希望しているが、韓国政府が「身辺の安全問題」を理由に旅券発給を拒否しているからだ。金氏は訪米の目的として「金正日(総書記)の犯罪行為を世界に訴える」などと述べているだけに、背景には盧武鉉政権の対北配慮があるのではないかと取りざたされている。

 金氏は北朝鮮の民主化実現に向けた海外での政治活動を希望、2001年から米国の非政府組織(NGO)などから招聘(しょうへい)を受けているが、金大中前政権、盧武鉉現政権ともに旅券を発給していない。このため金氏は04年7月、潘基文外交通商相を相手取り旅券発給を求める訴訟を起こした。

 昨年11月、ソウル高等裁判所は、韓国政府が金氏の旅券申請を放置した「不作為」を違法とする判決を出した。これを受けて政府は「金徳弘氏は格別な身辺保護が必要な人物」として旅券発給拒否を決定、「旅券発給は招請側による身辺安全保障が確保されたあとに決断する」(外交通商省)との立場をとった。

 金氏はこれを不服として1月末、改めてソウル行政裁判所に旅券発給訴訟を起こしたのをはじめ、損害賠償請求など計5件の裁判闘争を続けている。




 外交通商省は本紙の取材に書面で「金徳弘氏への旅券発給拒否は、同氏が格別な身辺保護が必要な人物で、海外訪問時にわれわれ(韓国側)関係当局の正常な身辺保護活動が事実上、不可能なことから、身辺危害の可能性が高いため」とし、「(発給の是非は)招請者側の身辺安全保障が確保されたあとに決定すべき問題」と回答している。




≪一問一答≫

 金徳弘氏は産経新聞のインタビューに応じ、旅券発給問題などについて次のように語った。

 --韓国政府が旅券発給について「招請側の身辺保障」を条件にしているが

 「人権を認めていない無責任な態度だ。民主主義、法治主義からみてもおかしい。自国民の旅券を発給するのになぜ、他国の身辺保障担保が必要なのか。旅券所持は韓国国民であれば誰でも当然、認められる権利ではないか。

 韓国の外交通商省と国家情報院は2003年、黄長●・朝鮮労働党元書記の米国訪問に旅券を発給した。黄氏は私よりも“格別な保護が必要ではない対象”なのか。なぜ、黄氏に旅券が出て私には出ないのか」

 --盧武鉉政権がなぜ、旅券を発給しないと考えるか

 「私が米国に行けば金正日(総書記)のすべての犯罪行為を世界の世論に訴える。また韓国政府が経済交流を通じ平和的統一を進める対北政策の反民族性や欺瞞(ぎまん)性を暴露するつもりだ。こうした私の行動を韓国政府は望んでいない」

 --訪米の目的は

 「北朝鮮の人権問題解決と自由化、民主化だ。過去、旧ソ連は、まさに人権問題闘争で米国の世論が喚起され、国際世論が呼び起こされた。米国に行かなければ、これらの問題を国際社会に訴えることが難しい」

 --北朝鮮の現状をどうみるか

 「今年中に何かが起きるのでは、と思っている。米国による金融制裁は北朝鮮の生命線や(金正日総書記の秘密資金を管理する)39号室を締め付けている。北朝鮮で金正日の偶像化は崩壊し、住民の金正日への憎悪は拡大している。

 万が一、カナダが(北朝鮮と国境を接する)中国の位置にあったら、とっくに大量脱北が起きて北朝鮮は崩壊していただろう。しかし2000年の南北首脳会談以降、韓国と金正日との関係が近くなったことから『韓国に行くこともできない』と脱北をあきらめる住民もいる」

 --北朝鮮の改革開放はありうるか

 「金正日が今年1月に訪中した後、北朝鮮が中国式改革開放に追随するかのような報道があるが、北朝鮮と中国は異なる。中国は共産党が神格化された国だが、北朝鮮は金正日が神格化された国なのだ。その金正日のために大量の住民が餓死した。改革開放で北朝鮮に自由主義が入れば北朝鮮は一気に急変するだろう。住民はすぐに自由主義を学ぶだろう」

 --北朝鮮内の反体制運動との連絡は

 「ノーコメントだ」

 --中朝関係をどうみるか

 「6カ国協議を行ってきた中国は、仲介国として北朝鮮に核放棄を促すというより、金正日を生かす方策として6カ国協議を利用してきた。そして北朝鮮に投資と貿易で影響力を強めており、現在、北朝鮮に流通する商品の8割が中国製品だ。地下資源や工場などが次々に中国人の手に落ちている」

 --韓国での9年間の亡命生活について

 「9年間で自由な生活は1日もなかった。韓国がこういう国とは想像もできなかった。行動の自由はなく(金氏には24時間の警備が付いている)監禁状態と同じだ」




【プロフィル】金徳弘

 1938年北朝鮮の平安北道生まれ。58年、社会安全部(現人民保安省)に入隊後、金日成総合大学に進学。65年から81年まで同大教務部に勤務。その後、主体思想研究所を経て貿易会社社長。97年の黄長●元書記の亡命を支援、自身も亡命した。


●=火へんに華
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by sakura4987 | 2006-04-07 14:10

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