★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆【特報】小学四年用副読本でジェンダーフリー奨励―福井市

「女の子をいたわるべき」の考え否定

市民から「犯罪的内容」の声

役割分担問題視する男女共同参画室長

 福井市が市内の小学校四年生全員に配布している副読本『今のわたし これからのわたし』(平成十四年三月初版、福井市男女共同参画室・少子化対策センター発行)の内容をめぐって、保護者らから「(男らしさ・女らしさを否定する)ジェンダーフリーの思想を子供たちに刷り込もうとするもの」との疑問の声が上がっている。

 これまで過激なフェミニストは、ジェンダーフリーを教え込むような教育実態はない、と保守派の批判に反論してきたが、同副読本はそうした教育が行われていることを如実に示すものとなっている。


 この副読本はB5判で二十六ページにわたり、当初、小学校四、五、六年生用に作られたが、現在は「新四年生全員に配布し、道徳、総合的学習の時間で使われている」(同参画室)ものだ。市内の小学校教諭や新井紀子・福井大学教育地域科学部教授ら八人から成る編集委員会(委員長、池上敏和・棗小学校教頭)が作成した。

 最初は、人形を抱いている子や、サッカー、読書、料理、魚釣りをしている子、そして泣いている子を描き、「男の子かな? 女の子かな?」と問い掛け、その理由を書かせるようになっている。

 次は「女の子がとく?! 男の子がとく?!」という項目で、女の子が「『女の子だから早く帰りなさい。』ってよく言われていやだな」と語り、男の子は「『男のくせにスポーツができないのか』と言われるのはいやだ」と述べ、子供たちに、女の子、あるいは男の子であるために言われること、を書き込ませるようになっている。

 だが、次の項目は「マンガのとりかえっこ」。まず好きなマンガの名前とその理由を書かせ、次に「女の子と男の子で、すきなマンガをとりかえてみて読んでみましょう」と述べている。

 その上で「わたしってどんな人?」と問いを発し、副読本に「わたしはわたし。世界でわたしだけ。わたしってすばらしい」と書かれている。男女の性別や文化・習慣を顧慮することのない人間が素晴らしいと思わせるような形になっている。

 さらに、「へんだと思わない?」と題したマンガが掲載され、学校の給食当番をめぐるシーンが描かれている。

 牛乳分け担当の女の子とおかず係の男の子が登場し、女の子が「牛乳が重いから男の子におかず係と交代してくれないか」と懇願。だが男の子は頑として受け付けない。女の子が「重いものを運ぶのを女の子にやらせるの?」と問い掛けると、「少しずつ分ければいいだろう」と反論する。

 周りの女の子たちは、「思いやりがない」「いじわる」と男の子を責めるが、男の子は逆に、これを「変だと思わない?」と他の男の子に聞いている。この項目の最後に、副読本は「仕事をする時に『女の子だから…』『男の子だから…』ということよりも大事なことって何だろう」と問題提起していることから、「男の子がより重いものを扱って女の子を助けるべきだ」という考えを暗に否定していることがうかがえる。

 この点に関し、多田慧子男女共同参画室長は「男の子でも小さい子もいれば、女の子でも大きな子もいる。男女共同参画は、男女共生ということを教えており、男だから、女だからということにこだわらず、お互いにできることをやるのが大事ということだ」と説明する。

 この説明には「男の子が体力的に勝っているので女の子を助けるべきだというのは固定的役割分担意識であり解消すべきだ」という見解を、鸚鵡(おうむ)返しに伝えようとする姿勢が感じられた。これは、ジェンダーフリー論者に通じる考え方である。

 この副読本に疑問を抱く福井県男女共同参画推進員の近藤實さん(51)は、「ジェンダーフリーの思想を十分な判断力のない四年生に教え込むなど、犯罪行為と言っていい」と憤慨する。


◆【特報】ジェンダーチェックで児童に刷り込み

「お嫁に行くこと」 「女の子への『さん』づづけ」→いいえ

「ほかにも広めよう」と呼び掛け―福井市・男女共同参画副読本

 政府は昨年十二月、男女共同参画社会基本法に基づき策定された男女共同参画基本計画を改定。

 その中で、「社会的性別(ジェンダー)」について「社会通念や慣習の中には、社会によって作られた『男性像』『女性像』があり、このような男性、女性の別を『ジェンダー』という。『社会的性別』は、それ自体に良い、悪いの価値を含むものではなく(中略)、性差別、性別による固定的役割分担、偏見等につながっている場合もあり…」としている。

 近藤さんは、「男性像、女性像は、長い間に社会的、文化的に築かれてきたもので、多くの人は良いものと受け止めている。社会的性別は、見直すべきものもあるが、まずもって尊重すべきである。良い、悪いの価値を含まないということは、男性・女性像を否定することにつながり、残念ながら、ここにジェンダーフリーの考えが残ってしまった」と語る。

 近藤さんが心配するように、副読本の内容は、女の子が重いものを持っていたら、男の子が代わってやるという「男性像」を「解消すべき固定的な役割分担意識」として教え込む教材になっているのだ。

 多田室長も「ここまでしなくてもよいのでは、という意見も届いている」とし、保護者などから疑問の声が出ていることを認めた。

 加えて、巻末には男女それぞれに十二の「ジェンダーチェック」の質問が掲載されている。その中には「女の子はお嫁に行くのが当たり前」を、「はい」か「いいえ」で聞いているものも。

 これについて、多田室長は「女の子はお嫁に行って家事・育児をするものだという従来の考え方を変え、自由に自己実現できるのだと教えるため」と説明。

 だが、そのすぐ後に「女の子は家事をするのが当たり前」という質問があり、多田室長が言うような意味だと、質問が重複していることになる。

 少子化が急速に進む中、少子化対策センターを兼ねる男女共同参画室が、自己実現と結婚とが対立するように教える教材の発行元というのは大いに疑問である。

 そのほか「女の子には『~さん』づけがよい」という質問も。同参画室長は、これを「いいえ」と答えたとき、女の子をどう呼べばよいのかについて回答できなかった。

 近藤さんは「『大きくなったらお嫁に行くの』というロマンチックな気持ちから、小学校四年生くらいでは、『はい』と答える子も多いと思う。そうした女の子に、『結婚しないという生き方もある』などというのは、果たして小学校四年生に教える事柄だろうか」と指摘する。

 男の子のチェック項目には、「男の子は強くてたくましくなければならない」「男の子には『~君』づけがよい」というものがあるが、副読本は「はい」が多いほど「ジェンダーに縛られている」と批判している。

 一方、「はい」が0~3個の人には「あなたやあなたのまわりには、ほぼジェンダーフリーの考え方にあります」と絶賛し、「ほかのところにもさらに広めて行きましょう」とジェンダーフリーの推進を呼び掛けている。

 同参画室は平成十七年三月、「ジェンダーフリーの考え方」を「性別にとらわれない考え方」と記述の一部を改訂した。だが、同副読本の内容は、適切な男女の役割意識まで否定するなど、ジェンダーフリーという文言の削除では済まされない、より深刻な問題を含んだままである。
[PR]
by sakura4987 | 2006-04-20 10:04

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987