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◆教員志望の大学生 理科に苦手意識 →「悪循環」の教え

(産経 06・5・5)

子供時代の興味、進路影響

 児童生徒の「理科嫌い、理数離れ」が加速するなか、教員志望の大学生の多くも理科に苦手意識を抱いていることが、民間の教育シンクタンク「ベネッセ教育研究開発センター」(東京)の調査で分かった。

 小中学校時代に理数科目に関心を持ち、好きだと思った子供ほど理系を進路選択する傾向も調査で判明し、親の働きかけや学校の理科指導の重要さが浮かんだ。

 同センターでは、教える側の苦手意識が児童生徒の理科嫌いを生み出す悪循環になると指摘、対策を求めている。

 調査は経済産業省の委託で同センターが「進路選択に関する振り返り調査」として昨年一月、実施。全国の大学生一万人を抽出、アンケート形式の質問に約六千五百人が回答した。このうち、教育学部などに進んだ大学生は四百四十八人、教員志望者は二百六十九人だった。

 教員志望者に高校での教科の好き嫌いを尋ねたところ、「物理が好き」と答えたのは16・7%で「地学が好き」は14・1%だった。「高校で履修しなかった」としたのは物理が61・3%で、地学は78・8%にものぼった。

 化学も、「好き」38・7%を、「嫌い」が50・6%と大きく上回り、他の教科と比べて最も高い「嫌い」の値となった。

 同じ理数科目でも数学は「嫌い」が40・5%に対し、「好き」は58・7%。理科とは異なる傾向になっており、教員志望者が理科を敬遠したり、苦手意識を抱き、履修選択や人気科目として生物を選ぶ傾向が認められた。

 一方、全大学生に小中学生時代を振り返ってもらった質問では、人文、社会、教育などの学部に進んだ大学生に比べて、理系の大学生は「(当時から)理科の実験が好きだった」「図形の勉強が好きだった」「機械や物づくりに関心があった」「自然や動植物の本を読んだ」などの項目で多数の回答があった。

 当時から理数科目への興味や関心を持つ体験に恵まれ、それが進路選択にもつながっている傾向が読み取れた。

 同センターでは今回の結果について、「六割超が物理を高校で未履修という結果は特に気がかりだ。中学卒業後、物理を十分に学習せずに教壇に立つケースも少なくないのではないか」と指摘する。

 「小中学生時代の体験が重要だという傾向と合わせて考えると、理科嫌いの教員が、不十分な指導で子供たちの理科嫌いに拍車をかける状況が懸念される」として、教員養成や研修での理数教育の充実のほか、小学校から理数教科を専門教員が教える「専科制」を導入することも検討に値する-としている。
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by sakura4987 | 2006-05-06 10:22

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