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◆躾の要は「毎日、家族と朝食」 

(世界日報06・4・24)

朝食よく摂る子ほど「性行動に慎重」 「親も自分自身も好き」


≪群馬県教育が調査≫

 朝食をよく摂(と)る子供ほど性行動に慎重になり、親との会話が多く、親も自分自身も好き――。

 群馬県教育委員会が先月公表した「生活習慣と性意識調査」は子供を持つ保護者には興味深い内容となっている。日本PTA全国協議会でも、学力・気力を育(はぐく)む一環として「早寝・早起き・朝ごはん」運動をこの三月にスタート。食育も注目される中、子育てのキーワードは「朝食」。


 群馬県の調査は、県内の小学六年生、中学二年、高校二年の各二千人から二千二百人と、保護者六千二百人、教師千七百人を対象に実施。

 その結果、朝食をよく摂る子供ほど親との会話が多く、逆に食べない子供ほど「親と話したくない」と答えた割合が高い。またよく食べる子供ほど親や自分自身に対して肯定的(好き)で、食べない子供ほど親にも自分自身にも否定的(嫌い)と返答している。

 毎日食べていると答えた子供は「生きていることがうれしい」が、ほとんど食べないと答えた子供の二倍に上り、特に小学生では顕著だった。

 また、朝食を摂らない子供ほど低年齢での性行為を容認する傾向が見られ、中学生の場合、

ほとんど食べないと答えた人の42・5%が中学生・高校生での性行為を「よい」と回答している。

 同じく毎日、朝食を摂る小学生の83・1%が「成人雑誌やアダルトビデオを見たことがない」と答えたのに対し、

「ほとんど食べない」と答えた小学生では57・8%にまで比率が下がった。

 一方、家族との会話が多いほどわずかではあるが、性行為にかかわる“敷居”を高く感じており、家族と「話したくない」と回答した高校生の30・2%が、性行為の相手にふさわしい人として「お金をくれる人」と答えた。

 調査を担当した県教委スポーツ健康課は「短絡的に朝食を摂ればよい、と訴えているわけではない。毎朝家族と朝食を摂るような環境にあるかどうかということと、子供たちの心情や行動、ひいては性に関する意識に相関が見られる事実を報告するもの」と説明している。

 ただ、PTA全国協議会でも「早寝・早起き・朝ごはん」国民運動を呼び掛けるチラシに、国立教育政策研究所が小学生約二十一万人を対象にした調査結果で「毎日朝食を摂る子供ほどテストの得点が高い傾向にある」グラフや、お手伝いをする子供ほど道徳観や正義感が身に付いている傾向にあることを示す青少年教育活動研究会のデータを紹介。「学力・体力・気力を身に付けるカギは生活習慣にあり」と呼び掛けている。



◆朝食は家庭環境の反映 (上記に続く)


≪専門家・各種調査 成績とも相関傾向≫

 「朝食を摂(と)るか摂らないかという統計はその子の生活スタイルと人格形成、ひいては家庭環境、家庭教育力(親の力量)など、すべての条件が集約された結果です。従って朝食を摂らない子と成績不振や素行の悪さなども相関傾向にあります」

 こう断言するのは、日本食養の会会長、藤城博氏だ。

 本来、昼行性の人間が、電気が発明されて急速に夜行性になったが、「そういう子供はバイオリズムが四、五時間ぐらいずれ込んで、午前中いっぱいボーッとしていて元気が出ず、午後から夜にかけて元気が出てくる悪循環に陥っている」と指摘する。

 夜遅くまでテレビやゲーム、マンガ本などを見ていて勉強はせず、朝は起きられない。そのため朝食を食べている時間もなく、場合によっては大便もしないで学校へ。

 「親も放任主義か過干渉で子供との関係が悪く、償いとして子供の要求もあり、小遣いを多くあげてしまう。そうしてますます子供は買い食いが増えジャンクフードで腹を満たし、親と食事を一緒にしないという悪循環に。性モラル低下もその延長線上にある」という。

 一方、きちんとした家庭で育った子供はテレビ、ゲーム、マンガ本などの時間も少なく、早めに寝て早く起き、親と一緒に会話しながら食事をする。結果として成績、運動能力、素行、人格も良好となるという。

 ただ食の専門家の立場から藤城氏は「一般家庭では白米、肉、牛乳、卵、砂糖、ケーキ、菓子、ジュース、炭酸類などを中心に摂っていますが、これはカロリー過多で微量栄養素不足。

 そのためキレる子供達、生活習慣病、寝たきり痴呆(ちほう)の流れとなってしまう。

 玄米や未精白穀物を主食に、野菜、海草、大豆製品、ゴマなどを中心に切り換えれば、栄養バランスもよく知育、徳育、体育、三拍子揃(そろ)って向上する素晴らしい子供に育つ」と食の改善を訴える。

 平成十四年三月に文部科学省スポーツ・青少年局学校健康教育課が出した「児童生徒の心の健康と生活習慣に関する調査報告書」は「生活習慣は心の健康教育の大切な入り口。

 心の健康促進のために生活習慣を身に付けることは重要だという認識をもって教育活動をすること」と報告。

 また、松岡弘・大阪教育大学教授はその著書で、高校生の性行動と意識・態度の調査報告に触れて「性交体験群に有意差がみられた項目に朝食を食べない、夜型の生活、学校に遅刻、オートバイ・車に興味、勉強は嫌い、タバコが好き、家庭がおもしろくない」と分析。

 また松岡教授は子供を育てるために受容の態度が大切であること、特に「親子の絆と学校や家庭の温かさこそが性的問題をはじめ様々な問題解決の基礎になる」と述べている。

 さまざまな調査結果から浮かんでくるのは、子供が家族と一緒に食事をする喜びと合わせて親子の絆、家庭の温かさを体験できているかどうか。そこに子育ての大きな要素があるといえよう。
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by sakura4987 | 2006-05-08 12:08

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