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◆一連のNHK不祥事経過

2004.09.08

平成16年9月8日(水)産経新聞

■NHK不祥事 身内に甘い総点検 会長の参考人聴取、生中継せず

 一連の不祥事を受けてNHKが行っていた業務総点検の結果が七日、明らかになった。しかし、これまでに発覚している以外の問題は基本的に明らかにされず、調査も今年度の金の流れを調べる程度だった。一方で(1)職員の高い倫理観の育成(2)法令順守の励行(3)厳正な処分とその公表-を柱に再発防止策を発表したが、受信料という“公金”を扱う巨大組織が、ようやく体裁を整えたという程度だ。不祥事を改革の糧にし、最も問題視されている隠蔽(いんぺい)体質を改善できるかは、今後の取り組みいかんにかかっている。(NHK問題取材班)
≪点検は継続≫

 八月二十五日までの約一カ月、業務相談室に寄せられた約百部局からの報告は約六千四百件。しかし、これまで新聞や週刊誌で報じられた以外の不祥事はなかったという。報告したことで不利益が生じないことを前提としていたが、内部告発はきちんとなされたのか。

 関根昭義放送総局長は「これで業務総点検が終わったわけではない」とし、過去にさかのぼっての点検を続けていくことを強調した。

 また、「法令順守推進委員会」(委員長・海老沢勝二会長)を七日に設置。職員の倫理観の育成では今月末までに「倫理・行動憲章」を策定し、研修などを強化。十三日からは局内の相談窓口に相談しにくい職員のために、弁護士事務所に“外部窓口”を設けるという。

 前進したと思えるのは、処分に関する規定の運用と公表。懲戒処分は「日本放送協会報」に掲載するとしたほか、起訴猶予以上の刑事事件についての懲戒処分、刑事事件以外の懲戒免職処分については視聴者(国民)に発表するとしたこと。しかし、これとて、いままでしてこなかったことの方が非難に値する。

 放送評論家の佐怒賀三夫さんは、今回の再発防止策について「NHKバッシングに対する防御策という感じで、視聴者が納得するかどうか疑問だ。一連の不祥事の根底には、巨大化する中でひずみが生じているという構造的な問題がある」と指弾する。再発防止策が単なる絵に描いたもちに終わってはならない。

≪消極的対応≫

 あす九日の衆院総務委員会。海老沢会長が参考人として午後から出席、三時間にわたり業務総点検結果、再発防止策などについて委員からの質問に答えるが、いまのところ「編集権の問題」(海老沢会長)として生中継は行わないという。

 一連の不祥事は、週刊誌の取材で、チーフプロデューサーの着服の事実が明るみに出たことから始まった。

 NHKは七月二十日、急遽(きゅうきょ)、午後七時から会見を開いたが、その通知は報道各社に一時間ほど前にファクスを流しただけ。ある社は気づかず、会見に間に合わなかった。その数日後、ファクスと電話で二重の出席要請があった来年の大河ドラマ「義経」の静御前役決定会見とは、あまりに対照的だった。

 このあと、エグゼクティブプロデューサーらのカラ出張、ソウル支局長の不正経理などの問題が断続的に発覚したが、公式な会見での発表はなく、各社が取材すれば応じるという消極的な対応に終始した。

 都合の悪いことは積極的に公開しようとしない姿勢。田島泰彦上智大教授(メディア法)は「NHKは情報公開をきちんとやれる体制に変えなければならない。受信料で国民に支えられているのだから、個別の番組作りについても費用がどのくらいかかっているのかも含め、透明性を高めることが不祥事のチェック機能を強化することにつながる」と指摘した。

【7月20日】

 紅白歌合戦にもかかわったチーフプロデューサーが、イベント企画会社に、NHKに対し1900万円余りを水増し請求させるなどし、一部を着服したと関根昭義放送総局長が会見で発表、陳謝

【7月23日】

 チーフプロデューサーの不正請求額は4800万円に拡大。海老沢勝二会長が会見し「痛恨の極みで残念」と陳謝、8月末をめどに全部署の経理の総点検実施へ

【7月28日】

 編成局のエグゼクティブプロデューサーら2人がカラ出張で計約300万円を受け取っていた不正が発覚。厳重注意処分で非公表

【8月2日】

 岡山放送局の放送部長が架空飲食費を請求、約90万円を着服して懲戒免職になっていたことが発覚。非公表

【8月同日】

 ソウル支局長が制作プロダクションへの支払いに上乗せする形で“取材費”月額60万-210万円を肩代わりさせていた不正経理が発覚。口頭の厳重注意のみで非公表

【8月11日】

 甲府放送局で2年前、パソコンなど局内の備品や職員の私物が持ち出され、一部がネットオークションに出品されていたことが発覚。放置していた同放送局は、この日、マスコミの取材を受けて被害届を県警に提出

【8月25日】

 NHKの最高決定機関、経営委員会の臨時会合が開かれ、海老沢会長が総点検の中間報告を行う。弁護士、公認会計士計4人からなる「業務点検・経理適正化委員会」の設置を発表

【9月2日】

 会長定例会見で、新たに平成9-13年に4件計970万円の着服が発覚、4人が懲戒免職。積極的な公表はせず、「請求されれば情報開示した」と会長

【9月7日】

 経営委員会で総点検の最終結果を発表

※受信料を払う際には、「歴史の放送内容がおかしい」と必ず一言を!(当方は払っておりませんけど)
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by sakura4987 | 2006-05-13 10:31

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