◆漂着ごみ対策 日韓で知恵 海岸清掃や意見交換 19日対馬市に学生集結
(西日本 06/5/19)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/science/20060519/20060519_002.shtml
韓国などから大量に漂着するごみに悩まされる長崎県対馬市で19日から22日まで「第1回日韓学生つしま会議」が開かれる。日韓両国の大学生約320人と市民ボランティア約100人が海岸でごみを拾い、海洋環境保全をテーマに意見を交わす。
参加する大学生は韓国側が釜山外国語大と東亜大の計約190人、日本側は長崎大をはじめ県内9大学に鹿児島大、鹿児島女子短大を加えた11大学の計約130人。
両国の学生は同市美津島町の美津島体育館と美津島文化会館を宿舎にし、20日と21日に市内3カ所の海岸で清掃活動に汗を流す。
21日午後からシーカヤックや登山、そば打ちなど6コースに分かれて対馬の自然観察と体験学習を実施。最終日の22日に意見交換会などを予定している。
海岸の漂着ごみの回収は、同市上県町で3年前から釜山外国語大学のボランティア学生が中心になって始めた。今回、韓国の大学生が「日本の大学生と交流を深めながら取り組みたい」と市を通じて呼び掛け、初めて日韓両国の学生が集うことになった。