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◆【産経抄】-白鵬 (産経 06/5/24)




 きのうの小欄で、大相撲夏場所で初優勝した大関白鵬を取り上げたら、読者から電話をいただいた。「お父さん、お母さんに感謝したい」という言葉遣いには、理由があるというのである。

 電話の主は、母親の代から宮城野部屋と交流があり、六年前に白鵬が入門したときから、世話を焼いてきた家中勉(やなかつとむ)さん(56)だった。家中さんはいう。「白鵬と話していると、自分の生まれた土地や親兄弟に対するあふれんばかりの愛着や感謝の気持ちが感じられて、ああいう言い方が自然なのです。でも、これからは地位にふさわしい話し方も教えていきます」。

 元モンゴル相撲の横綱で父親のムンフバトさんは、升席で優勝を見届けた後、支度部屋で息子のほおにキスをして祝福したそうだ。今回来日できなかった母親のタミルさんに電話で報告した白鵬は、母の泣き声に「今からでも飛んでいきたい」と語っている。白鵬一家の情愛の深さを知れば、合点がいく。

 家中さんからさらに驚くべき話を聞いた。先週の木曜日、十二日目の取組を終えて、車で送って帰る途中、白鵬から「君が代を教えてください」と頼まれたという。白鵬のカラオケ好きはよく知られており、日本語上達の秘訣(ひけつ)でもあった。

 それにしても、体調が万全でないなか、雅山、把瑠都との熾烈(しれつ)な優勝争いの真っ最中である。「お前は自分の表彰式で歌うつもりか」と家中さんがあきれ顔で聞いても、白鵬は笑顔を返すばかり。

 車の中でいっしょに歌い、あとは家中さんがひらがなで書いた歌詞カードで練習して、表彰式に臨んだ。家中さんは祝勝会に訪れた約百人のファンにこのエピソードを披露して、あらためて白鵬とともに君が代を斉唱したという。いい話ではないか。
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by sakura4987 | 2006-05-25 17:10

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