★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆【断】失礼なのはどっちだ (産経 06/5/26)


 以前にさる勉強会で財務省の元高官が、こんなことを言っていた。アメリカと交渉して、互いの国益がぶつかれば、当然タフにネゴシエーションをやろうとする。

 ところがアメリカの要望は、実は日本のマスコミの中に浸透しており、交渉者は日本のマスコミから、つまり後ろから撃たれるんですよ、と。

 日本の情報戦略の弱さを露呈している話であるが、五月九日の経済同友会の、日中関係改善のために首相の靖国神社参拝の自粛を求める提言などは、後ろからどころか、中国と一緒になって、前から日本外交を撃っているようなものである。

 マスコミも同調して、朝日の社説(五月十一日)は、小泉首相の「商売と政治は別だ」との財界へのそっけない対応を取りあげて、「目先のそろばん勘定からの提言と言わんばかりの態度はあまりに失礼だろう」とやっつけている。

 おいおい、「あまりにも失礼」なのはどっちだ。もちろん、財界の皆さまでも、小泉さんにたいしてでもない。国のために生命を捧げた、英霊にたいしてである。

 そもそも靖国“問題”などと称して、中国の情報戦略に翻弄(ほんろう)され、政治か商売かとオタオタしている国内の財界やマスコミは、情けなさを通りこして醜悪ですらある。

 三十六年前、三島由紀夫は、このまま行ったら「日本」はなくなってしまい、その代わりに、極東の一角に「からっぽな経済大国」が残るであろうと予言した。

 遺憾ながらそれは当たった。経済同友会は、国立の「戦争の犠牲者を慰霊し、不戦の誓いを行う追悼碑」の建立も提言しているが、それが出来ればからっぽな「国」の象徴となるだろう。(文芸評論家・富岡幸一郎)
[PR]
by sakura4987 | 2006-05-26 14:01

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987