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◆韓流観光、なぜ気乗り薄なのか… (韓国世界日報 06/6/6)


 韓国ドラマファンの香港女性マンディ(20)とアン(30)は最近大変疲れる韓国旅行をした。仁川(インチョン)矢島(シド)にあるドラマ「フルハウス」のセットを見に来た彼女らは案内施設の不足で何度も道をさ迷った。

 空港で求めた地図だけで、ソウル明洞(ミョンドン)から仁川矢島まで行く道を探すのは容易ではなかった。観光案内センターはなかったし、道端の表示板も不十分だった。

 マンディは「手まね足まねで旅客船の切符を買った」としながら、「島の中ではどこでバスに乗って降りるかも分からず、焦った」と語った。

 国内観光施設は韓流観光客に対し満足なものではない。韓流に乗って、大金を投入し、ドラマセット場を観光商品化したほどの密度ある配慮がない。

 観光客の便宜にも目をとじている。済州道(チェジュド)にある「太王四神記」(テワンサシンキ)撮影セット場は1日30~100人余りの日本女性ファンが訪問する。

 観光客が通る進入路が岩とぬかるみで接近が容易でない。タクシーを利用する観光客は車体が損傷するか気を遣う運転手の顔色を見て、落ち着かない。

 様々な不便を体験した観光客が韓国の観光地に再び戻ってくるのを期待するのは難しい。不満が大きくなって、済州道当局は最近、今月末まで道路を整備しておくと明らかにしたが、「牛を失ってから牛小屋直す」式の手遅れになって騒ぐ行政というひんしゅくを買った。

 サムソン経済研究所のコ・ジョンミン(48)首席研究員は4日「案内パンフレット、表示板、交通など基本的な設備が不十分ならば、1度韓国を訪れた観光客は2度と来ない」として、「詳細な部分まで計算しなければ、韓流の実ものがすようになる」と語った。

 観光客も消費者なので「商品」に飽き足りなければまた「購入」しないわけだ。

 韓流観光が「ドラマセット場探訪」に留まって、多角化できないのも根本的問題だ。「冬のソナタ」撮影地であった江原道(カンウォンド)春川(チュンチョン)の「ジュンサンの家」はもう観光客の足がまばらだ。

 1日600人以上の日本観光客でにぎわったが、2年で衰退した。「ジュンサンの家」に立ち寄った彼女らを周辺の他の観光施設に誘導する連係観光に対する政策的配慮と商業的感覚が不足したせいだ。このために「ジュンサンの家」観光は単発の好況で終わってしまった。

 これから「冬のソナタ」「フルハウス」のような人気ドラマが出てこなければ、韓国 は観光不毛地に戻ることになる。

 実際今年に入り海外観光客が明確に減っている。今年第1四半期の観光客は日本人70万1635人、台湾人11万1104人、香港人4万4593人で、昨年同期対応各々13.1%、8.3%、26.1%減った。

 専門家たちは江原道チョンドン鎮の成功からヒントを得なければならないと話す。ドラマ「砂時計」の背景だったチョンドン鎮は放映終了後10年が過ぎても相変らず観光名所だ。日の出観光、夜行列車ツアーなど連係商品を開発したからだ。

 コ研究員は「韓流を通した観光所得は人気ドラマ輸出所得をはるかに圧倒する」としながら、「海外観光客の立場で観光事業を推進すれば、韓流は短期間の金儲けでない持続的な収益産業になる」と語った。
by sakura4987 | 2006-06-09 11:27

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