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◆【書評】「親日派のための弁明(2)」


金完燮(キムワンソプ)著 星野知美訳  平成16年12月20日(月) 産経新聞

曲げられた韓国の史観突く   

 このところ日韓間の航空便が“ヨン様ブーム”に浮かれた日本の女性客によって、満席になっていて、切符が取りにくいという。そのわきで韓国与党が反日熱を煽(あお)って、国会で反日法が成立している。

 著者は韓国で『親日派のための弁明』(日本で二年前に訳出)を出版したところ、韓国で有害図書に指定されたほか、さまざまな迫害を受けた。

 今日、「親日派」(チニルパ)という言葉は、韓国語のなかで最大級の罵倒(ばとう)語となっている。

 本書は前著の続編だが、日韓併合なしに、「朝鮮は文明の恩恵を受けられず、世界でもっとも遅れていただろう。今日の韓国がある程度、民主主義経済開発に成功し、開発途上国から羨(うらや)ましがられるほどの水準に発展できたのは、全的に朝鮮のために働いた日本人のおかげなのだ」と断じている。

 日韓併合は韓国民に大きな恵沢をもたらしたが、五世紀以上にわたる李朝の支配が、民衆にいかに悲惨な生活を強いたかという事実を知らないと、理解できない。「朝鮮は典型的な奴隷社会だった。…全人口の三〇%以上が奴婢(ぬひ)で、首都・漢城の場合は人口の七〇%以上が奴婢や賎民だった」と述べている。

 韓国の国定教科書は反日教育が成立しなくなるから、李氏朝鮮が筆舌に尽せない残酷な社会だったことを、教えていない。著者は今日の韓国の史観が「歴史的事実に対する捏造(ねつぞう)や誇張により作られた」と説いて、「現在韓国では歴史の『真実』に気づいた戦後世代が幾何級数的に増えている」と観察している。

 本書に、崔基鎬(チエキホ)教授、朴泰赫(パクテヒョク)氏が登場するが、両氏は日韓併合前の朝鮮が惨憺(さんたん)たる社会であり、日本時代を高く評価した『歴史再検証・日韓併合』(祥伝社、二〇〇四年)、『醜い韓国人』(光文社、一九九三年)を発表している。本書がこれらの類書とともに、日本よりも韓国において、ひろく読まれることを願いたい。(扶桑社・一七八五円)





※実に気持ちがいい。前作も作者の勇気に感動したが、その続編を出すという信念に敬意を評したいと思う。それに比べて日本の歴史家はどうだ。天照大神、神武天皇、聖徳太子など神話や歴史上の権威を疑い、おとしめることに全力を注いできた感がある。その結果、そうした人物に託された古代からの国づくりのメッセージを見失ってきたのである。古代史ばかりでない。近代史においても民族の誇るべき歴史の価値を失わせようとしてきたのが多くの史家たちである。我々は真実の歴史を知りたいのであり、それを知らせるのが歴史の教授たちであるにもかかわらず、自分の偏向した思想を正当化するために学問を利用し、嘘まで並べ立て教科書に書いている。この様な者たちをいくら罵倒しても、それでも気が治まらない。
by sakura4987 | 2006-06-21 16:58

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