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◆マフィア・売春婦が独経由で欧州流入 旧ソ連・東欧にビザ乱発


平成17年4月18日(月)産経新聞

 ドイツ外務省がここ数年、旧ソ連・東欧諸国の国民に観光ビザを“乱発”したことがドイツ国内で大スキャンダルとなっている。観光客に交じって大勢の不法労働者やマフィア、売春婦までもが、ドイツを「窓口」にして欧州に流れ込んだとみられるためだ。

 独外務省が外国人の観光客を増やそうと、ビザの発給条件を緩和したのは二〇〇〇年から〇三年。〇一年の発給状況は前年比で、ウクライナが二倍、モルドバが一・九倍、ロシアが一・三倍となっている。

 しかし、ドイツや同国を経由して欧州連合(EU)に入国したのは一般の観光客にとどまらなかった。独シュピーゲル誌などによると、ドイツの観光ビザを持った大勢のウクライナ人がポルトガルに移動し、これまでに約三万人が不法就労で拘束されたほか、ドイツから入った売春婦がスペインで活動したケースも報告されている。

 また、ビザ発給時に提出義務のある金銭面での旅行保証書が偽造され、麻薬密売組織などのマフィアやテロリストまでもがEU内に潜入しているとも指摘されている。

 独連邦刑事局(BKA)幹部はビザ乱発問題に関して、東欧系マフィアがビザ取得とEU内のヤミ労働斡旋(あっせん)のため、一人あたり五百ユーロ(約七万円)を徴収していると証言した。

 発給緩和の背景には、ナチスのユダヤ人迫害の歴史などから、外国人の受け入れに寛容な姿勢を見せる「90年連合・緑の党」所属のフィッシャー氏が外相を務めているという事情があると指摘されている。

 在モスクワ独大使館など十数の大使館は当初、観光ビザの発給条件緩和の方針に異議を唱え、独内務省も再三、外務省に警告を与えたが、無視され続けたという。同外相は最近、「事態解決のため、迅速に対応すべきだった」と謝罪したが、国会の特別委員会が本格調査を進めており、外相への尋問も近く実施される予定で、野党キリスト教民主同盟(CDU)は、すでに辞職要求を突き付けている。

 外相非難の火の手は省内からも上がり、駐日大使(九七-九九年)を務めたこともあるフランク・エルベ駐スイス大使は三月下旬、「外相の危機管理はお粗末」と批判する書簡を外相に送りつけた。書簡は独大衆紙に掲載され、省内の分裂の様子が白日の下にさらされている。

 外相は今月十四日、エルベ氏を「解任」したが、同氏は法廷で徹底的に争う構えを見せており、外務省を襲う激震は収まる気配がない。五月下旬には、来年の総選挙の前哨戦となる独西部ノルトライン・ウェストファーレン州の選挙を控えており、シュレーダー政権にとっても大打撃となっている。




※この様な事を我が国もしっかりと学んで教訓としなければならない。「殷鑑(いんかん)遠からず夏后(かこう)の世にあり」という言葉が「孟子」の中にあるが、これは、自分の行動を鑑(かんが)みる戒めの事例は、すぐ手近なところにあるという、殷の紂王の酒池肉林の時の西伯の言葉だ。

古代からこの様な事はずっと言われて来ているが、それを実践し切れないところに人間の愚かさというか、面白さもあるのだろう。我が国も韓国人などを対象にノービザにするそうだが、お人好しにもほどがある。

その内に、支那人にもやれと言い出すマスコミや学者が出てくるのだろうし、いい加減うんざりする。国際的にいい顔をするのも良いが、「脚下照顧」でまず自分の足元からしっかりと見つめ直す必要があるのだが・・・・。
by sakura4987 | 2006-06-21 17:20

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