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◆家族の役割なき基本法体制


憲法も両性の平等のみ規定 世界日報

 「フェミニストは女性が家庭に閉じ込められている、という言い方で、悪いという価値判断を下している。家庭の仕事はつまらないという前提があるので、差別になる」

 『専業主婦のススメ』の著書もある長崎大学教育学部の篠原駿一郎教授は、ジェンダーフリー推進派の戦術をこう喝破した。専業主婦を無賃の家事労働をしている虐げられた人たちであり、実社会で働いてお金を得てこそ初めて男女平等の社会となる、との考え方が根底にあるわけだ。

 フェミニストは、これまで女性が当たり前のように務めてきた家事、育児をあまり価値無きものとして軽視する。父性・母性を否定し、育児は保育園で専門の保育士に任せておけばよいという発想だ。

 従って、「(彼らは)差別を発見するのではなく、評価の仕方を変えることにより、差別をつくり出している」(篠原氏)ということになる。いったん、フェミニストの唱える男女の完全な平等が政策の目標となれば、すべての既成の制度、仕組みが差別に見えてくる。

 「男らしさ、女らしさ」のジェンダーを、後天的に形成されたものとし、それからの解放(フリー)を目指す限り、「制度又は慣習が男女の社会における活動の選択に対して及ぼす影響をできる限り中立的なものとする」(男女共同参画社会基本法)必要がでてくる。

 だが、男女に身体的、情緒的違いがある限り、制度の変更で平等は実現できない。違いのある男女が相互に補い合うことの方が理にかなっている。

 社会で女性も労働すべきだとする思想は、何も男女共同参画を目指すフェミニストによって初めて主張されたものではない。エンゲルス(一八二〇-九五年)が既に百年以上も前に唱えていることだ。

 「現代の単婚家族は、妻の公然たるまたは偽装された家内奴隷制の上に築かれており、そして現代社会は、単婚家族をその構成分子として成り立っている。(中略)家族の中では夫はブルジョアであり、妻はプロレタリアートを代表する」(『家族・私有財産・国家の起源』)

 米国で一九七〇年代初め、性革命を唱えたケイト・ミレットも「両性が経済も含めてあらゆる点で自由でなければ、自由な契約――結婚の理想的な姿はそのようなものになるであろう――などというものはない、とエンゲルスは主張する」(『性の政治学』)と補足。

 その上で「あらゆる女がただその身体的構造のゆえに、子どもの唯一もしくは第一義的な世話係となることを義務づけられ、強制すらされている限り、自由な人間であることを妨げられている」とし、「育児は認識力が芽生える時期から、最高の訓練を受け、それを職業として選んだ男女両性の専門家にまかせるほうが、いかに子どもが幼く、子どもを愛していようと…どれだけましかしれない」(同)と主張する。

 まさにジェンダーフリー論者が主張していることと、うり二つだ。

 「自由は何か人間を寂しくさせたり、逆に幸せでなくする面がある。人は楽なことを求めながらも、実際には苦しんだり、義務を果たしたり、あの人にこれをやってあげなければいけないということに実は喜びを感じる」(篠原氏)にもかかわらず、フェミニストは、かつて女性が専ら従事した育児・介護からの解放を唱える。

 この唯物的な発想は「子の養育、家族の介護その他の家庭生活の活動」(基本法)という言葉に端的に示されている。子育ても介護も「活動」となっているのだ。だが、こうした発想は、憲法に起因しているのも事実。

 わが国の憲法には第二十四条で「結婚と家族における両性の平等」がうたわれているが、社会における家族の位置付けが書かれていない。だが、「世界の八割以上の憲法で家族が社会の重要な単位としてうたわれている」(西修駒沢大学教授)のだ。このため、自民党・憲法改正プロジェクト『論点整理』では、家族や共同体の価値重視が挙げられている。

 家族よりも個人重視の思想により、結果的に子育て軽視の政策が実施されることになる。「家庭が社会の基本単位」とする法体制整備が求められている。




※「自由」や「平等」や「人権」や「公平」など様々な言葉の意味が唯物論者から問われているが、考えてみればありがたいことだ。これを撃破すれば将来は明るくなるというのだから。これらの言葉は、唯物論とは逆の立場に立てば簡単に論破できる。が、結局それを信じるかどうかが人類に問われる事になるのだろう。極論を言えば「人間」とは、「世界」とはという事になっていく。男女共同を批判するには、本来は同じ土俵に乗らずに、全く違う視点から批判する事も大事だ。現実論としては、自治体の細かい事に関わっているより、基本法の改正や憲法改正にまで踏み込んで反撃していかなければ、徒労に終わる気がする。
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by sakura4987 | 2006-06-23 11:31

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