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◆「ひげ」の佐藤隊長にイラク部族長から衣装


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■友好の証し 信頼構築に米も関心

真っ白なアラブの族長衣装をまとった佐藤正久一佐(陸上自衛隊提供)

 「サミュール(同胞)・サトウ」。イラク・サマワでの半年間の任務を終え、来月上旬、帰国する「ひげの隊長」ことイラク復興業務支援隊長、佐藤正久一佐(四三)に贈られたアラブ名である。
 「残ってほしい」と別れを惜しむサマワ周辺の部族長たちは、真っ白な族長衣装も手渡した。自衛隊とイラクの人たちとの信頼構築に米軍も関心を寄せている。

 米軍が注目したのは、米CNNが五月六日に放映したサマワ住民約七十人の自衛隊宿営地へのデモだった。デモ隊は日章旗を振り、「サマワ市民と自衛隊で安全な街を再建しよう」と書かれた垂れ幕を掲げ、佐藤隊長に花束を贈った。

 四月末から宿営地周辺では迫撃砲弾が相次いで撃ち込まれた。治安の悪化で自衛隊が帰っては困るという住民の思いが込められたデモだった。こんな軍隊支援デモはイラクのどの地域でも見られなかった。当時、米軍は中部ファルージャなどで武装グループと衝突、四月だけで米兵の死者は百人を超えた。住民はなぜ自衛隊を守るのか。米側が陸上幕僚監部などに非公式に照会して、佐藤隊長の存在が分かった。

 ある族長は二日間、ロバに乗って佐藤隊長に会いに来た。自衛隊はサマワ周辺で給水や学校修復などを行っているが、その族長も自衛隊の支援を求めた。頼みの綱は、人づてに聞いた「ひげの隊長」の存在だった。

 むろん、族長たちの多くの要望を自衛隊がかなえることはできない。それを熟知している佐藤隊長だが、「最善を尽くします」と笑顔を絶やさず、親身に世話をする。族長たちにもその思いが通ずるのだろう。「日本軍を攻撃したら一族郎党を征伐する」。有力部族長が出した布告である。

 福島県の農家に生まれた隊長は、貧しさを知っているからこそ、イラクの人たちの苦境は人ごとではないのだろう。地域に溶け込む努力も陸自創設以来、五十年続いている。陸自幹部は「戦わずして勝つことが大事です」と米軍担当者に語ったという。

                  ◇ 

 イラク人さながらの姿の佐藤隊長を収録したビデオがこのほど陸自に届いた。「この衣装は友好の証しです」。隊長はこう語り、しばらくこの衣装で過ごすという。(中静敬一郎)

平成 16年7月11日[日] 産経新聞

 「欧米各国の軍と異なり、イラク人の目線に合わせた行動」(陸幕幹部)を心がけ、こいのぼり贈呈、歯磨き講習、青空コンサートといった住民との交流も実施。「ひげの隊長」佐藤正久・第一次復興業務支援隊長は「サミュール(同胞)・サトウ」というアラブ名と族長衣装を部族長たちから贈られ、五月にはサマワ市民による「前代未聞」(米軍筋)の自衛隊支持のデモも行われた。

平成 16年7月18日[日] 産経新聞
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by sakura4987 | 2006-06-23 12:47

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