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◆男女の性差、配慮なく 同室着替え、16校に1校 小5~中学 (産経 06/7/1)


 思春期を迎える小学5、6年から中学生が通う学校の16校に1校が、体育時の着替えを男女一緒に同室で行っていることが30日、文部科学省が初めて実施した平成17年度の「男女の扱い等に関する調査」で分かった。

 小4では5校に1校の割合に達している。男・女らしさを否定するジェンダーフリー教育が批判を集めるなか、男女の性差に対する配慮不足が浮き彫りになった。

                  ◆◇◆

 文科省は事態を憂慮。男女同室の宿泊や着替え、男女混合の騎馬戦などについて「児童生徒に羞恥(しゅうち)心や戸惑いを感じさせるおそれも大きい」と指摘して改善を求める通知を同日付で出した。

 調査は昨年11月~今年4月、全国の公立小・中・高と幼稚園に対し、保護者から苦情や意見が寄せられた8項目について実施した。

 調査結果によると、キャンプや修学旅行などで男女同室で宿泊した学校は小学校で345校、中学で2校あった。

 内科検診などの身体検査が同室だったのは小学校で3644校あり16%を占めた。4年でも105校にのぼった。

 体育館や公民館など広い施設を活用している学校が多いものの、「昼間の活動班が継続している」「仲間や男女の協力が行事の狙い」との理由も目立った。

 水泳時の着替えが同室なのは小学校の45%を占める1万55校。4年でも823校(3%)、6年でも32校あった。

 体育時の着替えでは小学校の62%を占める1万3988校。4年で4791校(21%)、5年で1678校(7%)、6年で1346校(6%)あった上に、中学でも757校(7%)、高校でも47校(1%)あった。

 「着替え用のタオルを使用」「あらかじめ体操服の上に上着や制服を着ている」という理由が多かった。

 学年が高くなるにつれて着替えや身体検査の「同室率」が低くなっているとはいえ、文科省では「学年を問わず嫌がる子供もいる」(児童生徒課)としている。

 文科省監修の健康診断マニュアルは「衣服を脱いで実施するものは、すべての校種・学年で男女別にするなどの配慮をする」と規定。小中高の施設整備指針は男女別の更衣室設置を前提としている。

 一方、名前を呼ぶ際に男女一律に「さん」づけするのは小学校の32%にあたる7289校、中学572校(5%)、高校31校にのぼった。

 「社会に出てからの呼び方と合わせた」との理由が多いが、「相手を尊重する考えから」「男女平等の意識を育てる」との理由も目立った。

 ひな祭りやこいのぼりについての幼稚園への調査では、46園が男女平等に反するとして中止。幼児教育にまで性差否定の動きが及んでいる状況をうかがわせた。
by sakura4987 | 2006-07-01 15:56

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