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◆革労協反主流派の幹部死亡事件 最高幹部行方くらます (産経 06/7/3)


事情知る?警視庁が関心

 過激派「革労協反主流派」の男性幹部が、都内の拠点施設から救急搬送されて死亡した事件で、直後から最高幹部の男(57)が行方をくらませている。

 傷害致死容疑で捜査している警視庁公安部では、最高幹部が事件について詳しい事情を知っているとみて行方を追うとともに、事件の背景には組織の弱体化が指摘されている同派内部の“動揺”があるとみて強い関心を寄せている。


 ■内々ゲバ?

 調べでは、死亡した男性は同派の岸本修幹部(54)。3月28日午後2時ごろ、拠点施設「赤砦社」(台東区入谷)から119番通報があり、東大医学部付属病院に救急搬送されたが、間もなく死亡した。全身に鈍器や素手などで殴られたような跡や皮下出血があり、死因は暴行が重なっての「複合死」だった。

 肋骨(ろっこつ)が肺に突き刺さっていたが、致命傷ではなく、「相当長時間にわたって継続的に暴行を加えられた感じ」(捜査幹部)。

 公安部は、赤砦社内で暴行を加えられたとの見方を強めているが、外部で暴行された可能性もあるとする。

 同派は、4月15日付の機関紙「解放」で追悼文を掲載。死因について「入浴中に突然、心臓麻痺(まひ)におちいり、死亡が確認された」「肉体的精神的疲労が蓄積し、突然、肉体的変調をきたし『心臓突然死』した」として、「内々ゲバ」説を否定している。

 当時、赤砦社内にいたのは数人とみられているが、事件直後から最高幹部の男が行方不明になっていることが判明。公安部は、事件との関連について調べている。


 ■動 揺

 公安関係者によると、岸本幹部は岡山県の出身で大阪医科大に進学、活動に入った。在学中に岸本美穂容疑者(54)=有印私文書偽造・同行使容疑で指名手配=と結婚したが、美穂容疑者は主流派の狭間嘉明最高幹部=平成13年に病死=の“内妻”となって主流派に所属。内ゲバでは敵対関係にある。

 岸本幹部は5年9月、練馬区内の会社に勤める際、偽名の履歴書を作成したとして有印私文書偽造などの疑いで、7年7月にはタクシーの無賃乗車でそれぞれ公安部に逮捕されている。

 15年ごろ、内ゲバやゲリラを実行する非公然から公然活動に移った。最近は経済的に困窮していたようで、親族から毎月数万円の仕送りを受けていたという。

 反主流派は昨年、機関紙上で「組織内思想闘争」などと並んで「病気問題」「家族問題」を非公然組織の課題として取り上げた。最近は活動家の相次ぐ脱落もうわさされており、「事件は内部の動揺とは無関係ではないだろう」(公安関係者)とみられている。


 ■分裂後

 反主流派は、極左の中で「唯一の武闘派」を自認。「新しい歴史教科書をつくる会」本部の放火事件や、防衛庁への金属弾発射事件などを引き起こしてきた。

 一方、公安部が逮捕した旧狭間派非公然部門の最高幹部の男が17年10月、刑期を終えて出所。主流派に合流したとみられている。分裂前の旧「革労協狭間派」による「警視庁独身寮爆破事件」の爆弾製造に関与した疑いが指摘されている上、警察官らの実名を挙げて「報復」を関係者に語っていたとされる。

 両派の内ゲバは、16年6月に反主流派活動家2人が殺害されて以来発生はなかったが、反主流派は今年1月1日付の機関紙で「党内闘争最終結着となった」と表明、「内ゲバ終結」を一方的に宣言した。

 「内ゲバによる組織消耗を避けるため」(同)とみられるが、主流派は「報復戦をもって回答とする」としている。公安部は「ゲリラなどの実行能力は十分ある」とみて、両派に対する警戒を緩めていない。

                  ◇

【用語解説】革命的労働者協会(革労協)

 昭和44年10月、日本社会党の青年組織「日本社会主義青年同盟(社青同)」の一部が独立して結成。

 内部で主導権争いや闘争路線をめぐる対立を繰り返し、平成11年5月には、裁判闘争をめぐる内部対立から、故狭間嘉明最高幹部を指導者とする主流派と反主流派に分裂。

 14件もの内ゲバを繰り返し、主流派、反主流派ともに各5人の死者を出している。反主流派は金属弾を使ったゲリラを続けており、15年以降、全国で起きた6件のゲリラ事件のうち5件を実行している。勢力は両派合わせて約700人。
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by sakura4987 | 2006-07-06 11:21

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