◆米国務省・中朝関連部局のコンピュータをハッキング (東亜日報 06/7/13)
http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=060000&biid=2006071317888
AP通信が11日報じたところによると、ここ数週間にわたり、米国務省の本部と中国・北朝鮮関連部局のコンピュータシステムにハッカーが侵入した。
とりわけ、北朝鮮がミサイル発射実験の動きを見せ、国務省内部が緊迫化していた状況でこのようなことが発生し、東アジア太平洋局の関連部局は数日間、インターネットを使えないまま業務を遂行しなければならなかったもようだ。現在は復旧が完了しており、職員がパスワードを変更し正常な使用が可能になった。
AP通信は「ハッカーらは国務省本部、中国・日本・韓半島などの業務を担当する東アジア太平洋局のシステムを集中的に狙った」と報じた。
昨夏、米国防総省と他の政府機関のコンピュータシステムにハッカーが侵入する事件が発生した当時、専門家らは容疑者として中国政府が有力視されるとしていた。
米国防総省は今年に入り、「中国軍はハッキングを攻撃兵器として強調している」と警告しており、昨年の軍事訓練時に、中国がハッキングを敵国ネットワークに対する「優先的な攻撃手段」に含ませた点を指摘した。