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◆【断】A級戦犯分祀のご聖断 (産経 06/7/23)


 富田長官メモが報じられた翌朝「首相参拝は影響されない」と主張した産経を除き、各紙社説はそろって「A級戦犯合祀(ごうし)」を批判した。

 日経は「小泉首相をはじめ関係者が適切に行動することを切に望みたい」と説いた。毎日は「いまの状態で首相が靖国神社に参拝するのは、やはり適切ではない」と明言。読売も「国立追悼施設の建立、あるいは千鳥ケ淵戦没者墓苑の拡充などの方法」を訴えた。

 案の定、朝日も「A級戦犯が合祀されているところに参拝すれば、平和国家として生まれ変わった戦後の歩みを否定することになる。昭和天皇はそう考えたのだろう」「賢明な判断だったと思う」と主張した。

 しかし昭和天皇が本当に「そう考えた」のかは分からない。天皇親拝こそ途絶えたが、名代たる勅使参拝は続いている。この経緯に目を瞑(つむ)り「昭和天皇の重い言葉」(朝日)だけを援用するのは公正だろうか。

 そもそもメモは聞き書きである。公的なご発言でもない。それを「錦の御旗」とし、政治的に利用するのは憲法の趣旨に反する。立憲政治を誰より尊重したのは昭和天皇に他ならない。

 確かに昭和天皇の言葉は「重い」。だからと言って、メモを「ご聖断」扱いするのは天皇を神格化することにも繋がる。リベラル派こそ政教分離を説くべきであろう。

 それにしても、なぜ今メモが出てきたのか。偶然にしては出来過ぎている。これで分祀等々に走るのは軽挙妄動と評する他ない。昭和21年「我国民ハ動(やや)モスレバ焦躁ニ流レ」と宣ったのも昭和天皇である。

 (評論家・潮匡人)
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by sakura4987 | 2006-07-23 12:34

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