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◆北朝鮮の歴史書をそのまま書き写した教師向け資料集 (朝鮮日報 06/7/27)


http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/27/20060727000046.html

全教組釜山支部の『統一学校資料集』とは(上)

 韓国の教職員組合「全国教職員労働組合(全教組)」釜山支部が2005年10月に教師用教材として製作した「統一学校資料集」が、北朝鮮の歴史書「現代朝鮮歴史(1983年)」の一部をそっくりそのまま抜粋・記述していたことが分かった。

 25日に本紙が入手した資料によると、全92ページの資料集のうち、3分の2以上が出典を明らかにしないまま「現代朝鮮歴史」から助詞までまったく同じように転載していたことが分かった。この教材は、全労組釜山支部統一委員会に所属する各クラスの教師セミナー用教材として製作されていた。1983年に北朝鮮が発行した「現代朝鮮歴史」は1988年、韓国でも「イルソンジョン」という出版社が発行している。

 この資料集は、北朝鮮が捏造した故・金日成(キム・イルソン)主席の抗日武装闘争を既成事実化し、6・25戦争(朝鮮戦争)についても、「北朝鮮のほうが先に韓国に侵入した」という見解は記述せず、「祖国解放戦争だった」という北朝鮮の見解だけをそのまま載せるなど、北朝鮮の歴史観を一方的に受け入れている。特に、在米のある社会学者の言葉を引用、「金正日(キム・ ジョンイル)総書記が創造した先軍政治は、世界の政治史でもまれに見る独創的な政治方式」としている。

 親北反国家行為真相究明委員会の諸成鎬(チェ・ソンホ)委員長は「大韓民国の歴史観を否定し、北朝鮮の歴史観を美化することで実定法に違反しているだけなく、親北偏向の歴史観を持つ教師たちが、現代史を客観的に認識する能力がまだない生徒たちに、間違った歴史観を植え付ける可能性も高い」と危惧している。



◆「北朝鮮の主体思想を歴史書から引用」 

 北朝鮮の現代史を記述した韓国の『全国教職員労働組合(全教組)資料集』は、「日本植民地統治時代」「植民地からの解放後」「90年代の北朝鮮先軍政治時代」の三つに分かれている。第1部と第2部には北朝鮮政府の歴史書『現代朝鮮歴史』をほとんど引用している。1983年に出版された「現代朝鮮歴史」は朝鮮労働党総書記の指導を強調する主体(チュチェ)思想を代弁する、北朝鮮の代表的な歴史書「朝鮮全史」35巻の縮約版として知られている。

 全教組資料集は故・金日成(キム・イルソン)主席が1934年に組織したという朝鮮革命軍、金日成抗日武装闘争史とその意義、解放直後の北朝鮮情勢、6・25(朝鮮戦争)に関する記述において北朝鮮の歴史書をそのまま書き写している。

全教組側も波紋を呼ぶ可能性を意識してか『現代朝鮮歴史』にある「金日成」という言葉をほとんど削除した。また、「人民は金日成を仰ぎ仕え」「主体の革命偉業を勝利的に前進」などのように、主体思想が露骨に現われている部分は掲載していない。

しかし、資料集は「金日成が朝鮮人民革命軍を組織し、独自に抗日闘争をしていた」と記述、「1945年に金日成主導で最後の進攻作戦を展開し、光復(日本の植民地からの開放)を迎えた」としている。だが北朝鮮の韓国侵攻には言及せず、米軍の細菌戦や一般人の虐殺だけを抜粋している。
by sakura4987 | 2006-07-28 17:15

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