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◆【断】今日は終戦記念日ではない (産経 06/8/15)



 今日は八月十五日。全マスコミが「戦後六十一年目の終戦記念日」と報じる。だが、本当にそれでよいのだろうか(色摩力夫『日本人はなぜ終戦の日付をまちがえたのか』黙出版)。

 六十一年前の今日、日本人は「玉音放送」を拝した。その意味は重い。だが、国際法上の効果は別である。米戦艦「ミズーリ」号上で降伏文書が署名調印され「降伏」の効果が発生した。当時は皇族もそう考えていた。

 例えば『高松宮日記』の十五日前後に「終戦」「降伏」関連の記述はない。あるのは九月二日の「正式調印」、三日の「三殿親告儀、両陛下御拝」。この日「戦争終熄」が親告され、軍政が施行された。

 だからこそ米国は九月二日を「VJデー(対日勝利の日)」とした。同様に中国は三日を「中国人民抗日戦争(および世界反ファシズム戦争)勝利の日」と祝う。

 必ずしも法的形式論ではない。ポツダム宣言受諾を御前会議で決した八月九日十日、ないしは再度の御聖断で玉音放送を録音、連合国に通告した十四日も記念すべき意義が深い。靖国参拝自体の是非はさておき、今日にこだわる意味は乏しい。

 さらに言えば、本当の終戦記念日は、日本が主権を回復した七年後の四月二十八日とも言える。この日まで戦争状態は続き、連合国によって絞首刑に処せられた「A級戦犯」は戦死者とみなされた。

 もし、そうでないなら、いわゆるA級戦犯合祀の法的根拠は揺らぐ。だとすれば、今は「戦後五十四年目の夏」に過ぎないことになる。

 いずれにせよ、今日を「終戦記念日」と考え続ける限り、一部知識人が唱える「太平洋戦争の総括」も「靖国問題の解決」も容易ではあるまい。

(評論家・潮匡人)
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by sakura4987 | 2006-08-16 09:32

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