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◆【私も言いたい ポスト小泉】作詞家・作家 阿久悠氏 (産経 06/8/18)


 ■相手を引き込める人がふさわしい

 自民党総裁選に立候補する人は、形骸(けいがい)化した日本の民主主義の誤解を取り払うため、骨太の議論を巻き起こしてもらいたい。

 誰が首相になってもいい。消費税を引き上げるかなど、具体的な政策にも興味はない。食うには困らない社会になった中で、細かい政策論議はむなしい。総裁選は国のトップを決める選挙だ。総裁選を通して、日本の戦後を清算する哲学的な発信をしてほしいのだ。

 日本の民主主義は戦後の混乱の中で入ってきた。負わなければいけない義務があってこそ、得られる権利がある。民主主義は背負うものが多いはずなのに、私は一度もそういったことを教わったことがない。民主主義の名の下に「戦前の日本はすべてだめだ」「生徒は先生よりも偉い」といった冗談のような話までまかり通った。

 昭和30年代に日本が「もはや戦後ではない」と宣言したとき、心のあり方を問うべきだった。だが政治家は政争に明け暮れ、経済ばかりに目を向け、誤解を解く機会を逃した。

 そして、社会を支える常識が消えた。多発する少年犯罪、教師や警察官たちのモラルの低下。自分の仕事に誇りを持てない大人たち。金を持っていれば評価される風潮がはびこり、「人を殺してどうして悪い」なんて問いまで出てくる。日本がここまで心が腐った国になろうとは。

 ずるい、せこい、悪い、古い…。ドラマに出てくる政治家のキャラクターを誰が払拭(ふっしょく)できるか。これは重大だ。

 今、政治家はよく勉強して、大胆にしゃべらないといけない。言葉を発明する能力も必要だ。安保世代とか、右派対左派といった既成概念にはうんざりだ。

 敵の中に入り込んで説得し、「あなたなら信用できる」と相手を引き込むことができる政治家。これが新しい国家像を国民に提示できる、総裁にふさわしい人物だといえよう。
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by sakura4987 | 2006-08-18 11:54

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