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◆男子ご誕生 心から喜びたい (朝日社説 06/9/7)


http://www.asahi.com/paper/editorial20060907.html

 紀子さまが男の子を出産された。秋篠宮ご夫妻にとって3人目のお子さまである。天皇、皇后両陛下にとっては、皇太子ご夫妻の長女、愛子さまに続いて4人目の孫の誕生だ。

 天皇ご夫妻と秋篠宮ご一家にとって、喜びはいかばかりかと思う。国民にとっても大きな喜びであり、心からお祝いしたい。

 新しい生命の誕生は、男の子であれ、女の子であれ、等しくおめでたいことである。しかし、今の皇室の制度にとっては大きな違いがある。

 皇室典範の定めでは、皇位を継げるのは「男系の男子」だけだ。今回誕生した男の子は将来、天皇になる資格がある。

 皇室では、男子の誕生は秋篠宮さま以来、41年ぶりだ。皇位継承者がいなくなるという事態はひとまず解消された。

 一方で、皇太子さまご一家に男子がいないままならば、これまでの皇室とは違うことが起こる。

 明治以後の皇室では、天皇の長男が皇位を継いできた。将来は次男の秋篠宮家に継がれていくことになる。これは近代の天皇制では初めてのことである。

 天皇となる可能性のあるお子さまを、皇太子さま以外の宮家でどのように育てていくか。これまでにない知恵や工夫が求められる。宮内庁は職員を増やすなどして養育の態勢を整える必要がある。

 皇太子ご一家は、雅子さまの療養をかねたオランダ訪問を終えて帰国した。雅子さまの体調不良の一因として、皇太子さまは「世継ぎ問題」の圧力を指摘したことがある。秋篠宮家の男子誕生が、雅子さまに対する出産の圧力をやわらげ、お元気になるきっかけになってもらいたいと願う。

 紀子さまの懐妊が発表されたのは、この2月、皇位継承をめぐる論議が高まっているさなかだった。小泉首相から皇位継承のあり方を諮問されていた有識者会議が「女性・女系天皇を認める」「直系の第1子を優先する」という報告書をまとめ、政府はこれに沿った皇室典範改正案を準備していた。

 これに対し、反対論や慎重論が出てきた。そこへ紀子さまの懐妊で、「出産を見守ろう」との声が高まり、改正案の提出が見送られた。

 昨年11月に有識者会議の結論が出た際、私たちは社説で「妥当」としたが、なお男子が誕生する可能性があることも考え、皇位継承の順位は工夫が必要だ、と主張した。男子が誕生した以上、現行の順位をくつがえすような皇室典範の改正は現実的ではあるまい。

 一方で、皇太子の次の世代に男子が1人だけでは、将来にわたり皇室を維持していくには依然として不安がある。「女性・女系天皇も認めるべきだ」という意見も決して少なくない。

 男子の誕生で落ち着いて論じ合う時間が与えられたと言える。この機会を生かし、じっくりと皇位継承のあり方について論議を広げたい。
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by sakura4987 | 2006-09-09 07:48

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