★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆[安保理議長声明]「『北の核』阻止へ警告は発した」

 (読売社説 06/10/8)

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20061007ig90.htm

 打つべき手は打った。だが、効果に過大な期待は禁物だ。

 国連安全保障理事会は、核実験の実施を予告した北朝鮮に対し、自制を求めたうえで、強く警告する議長声明を、全会一致で採択した。

 北朝鮮が核実験を強行すれば、東アジア地域の安全保障環境は大きく変わる。インド、パキスタンに次ぐ核保有国の出現は、核拡散防止への国際社会の努力を無に帰す。断じて容認できない。

 安保理が、北朝鮮の核実験を「国際の平和と安全に対する明白な脅威」と認定し、「国際社会全体の非難を招く」と厳しく糾弾したのは当然のことだ。

 議長声明は、北朝鮮に対し、「深刻な懸念」を表明したうえで、核実験を実施せず、6か国協議に「無条件、即時復帰」するよう求めている。

 これを無視すれば、「安保理は国連憲章に基づく責任に沿って行動する」としている。安保理議長の大島国連大使は、「核実験実施の場合、憲章第7章を基礎とした行動に移る含み」と強調した。

 だが、制裁を意味する「第7章」は声明に明示的には盛り込まれなかった。日米と、北朝鮮に融和的な中国、ロシアの駆け引きがあったのだろう。

 これでは、国際社会の強い意思が十分に示せたか、疑問が残る。北朝鮮が核実験を強行した場合、安保理が迅速に制裁で一致できるかどうかも不透明だ。

 7月の弾道ミサイル発射後、安保理が全会一致で非難決議を採択した時も、経済制裁という厳しい国際包囲網を築くことはできなかった。

 核・ミサイルの武装化を進める北朝鮮には、国際社会の“不協和音”は好都合に映っているだろう。

 「北朝鮮が求める直接交渉に米国が応じれば、事態は改善するはず」という声もある。だが、米国が「6か国協議の枠内で対話する」という立場を変えれば、脅しに屈したことになる。北朝鮮が6か国協議に「即時、無条件」で復帰することが大前提である。

 北朝鮮と経済的、政治的に深い関係を持つ中国、ロシアは、核実験阻止のために、もっと影響力を行使すべきだ。

 6か国協議は1年近く中断している。議長国の中国は早期再開へ努力する責任があるはずだ。北朝鮮が拒否するなら、残る5か国で対応を協議してもよい。

 議長声明は一片の文書に過ぎない。だが、拘束力がある決議ですら、北朝鮮は平気で無視してきた。警告を言葉だけに終わらせてはならない。

 安倍首相は中韓首脳と、北朝鮮への具体的措置を協議することになる。
[PR]
by sakura4987 | 2006-10-08 07:42

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987