★★★ 日本再生ネットワーク 厳選ニュース ★★★

sakura4987.exblog.jp
ブログトップ

◆初来日で親切受けた中国人 警官3人へ感謝の手紙 (読売 06/10/9)

忘れない日本人の思いやり

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news001.htm

 9月下旬、新潟東署にロシア・ハバロフスクから1通のエアメールが届いた。差出人は1人の中国人男性。手紙につづられていたのは、初めての日本旅行で出会った3人の警察官への感謝の気持ちと、祖国では知ることができなかった日本人の思いやりの心だった。

 「新潟空港近くのコンビニに中国人が来店し、言葉も通じず、困っている」。新潟市河渡でパトロール中の新潟東署地域1課、田村圭巡査長(30)と往住(とこずみ)修巡査(24)が署から無線指令を受けたのは8月22日の夕方のこと。

 コンビニにいたのは、両手に重そうなトランクとかばんを下げた小柄な丸刈りの男性。男性は「ハバロフスクから来た王家治」と名乗った。旅券で確認した年齢は61歳。

 田村巡査長と往住巡査は筆談を試みたが通じない。しかし、「ホテル」「エクスチェンジ(両替)」という英単語は聞き取れた。2人は機転を効かせて、携帯電話で署に連絡。中国語に堪能な刑事1課の金井真純巡査長(26)に王さんとの会話を任せた。

 やはり、王さんはホテルと米ドルを両替できる場所を探していた。新潟空港に着いたが両替場所が見つからず、5時間以上も近くをさまよい歩いていたという。現金も泊まる場所もなく、途方に暮れて空港近くのコンビニに入り、店員に助けを求めていたのだった。

 2人は王さんをパトカーに乗せて、空港に戻った。空港職員と協力して、できるだけ安く、交通の便が良いJR新潟駅前のホテルを予約。「ホテルの場所を探すのもひと苦労だろう」と考えた2人はホテルまでパトカーで送った。

 チェックインを済ませた王さんは田村巡査長とがっちり握手を交わし、ただ無言で巡査長を見送った。

     ◆

 1か月後。新潟東署長あてに1通のエアメールが届いた。差出人は王さん。中国語で書かれた手紙には、「60年以上の人生で初めての日本旅行」で触れた日本人への感謝と驚きの気持ちがつづられていた。

 中国で40年余り過ごし、ロシアに移り住んだという王さんは「日本のイメージは軍国主義だった。コンピューターなどの分野で先進的と知っていたが、日本社会や人物、精神、政治思想については全く無知だった」という。

 しかし、3人の警察官に出会って、先入観は覆された。「苦労しながら、2時間も奔走してくれた。一時の衝動ではなく、全ての人のために心配事を解決する精神が骨の髄まで染み込んでいるのでしょう」

 その後も王さんは日本人の“思いやりの心”に触れ続けた。「私はこの旅で、100回以上、道行く人に尋ねた。老若男女問わず、皆、熱心に助けてくれた。私は心から感動した――」

 「私が見た事実を中国人やロシア人に伝えたが、誰も信じてくれない。『日本ファシスト』のイメージは今も人々の心の中にある」。帰国後、民族間の深い溝に直面した王さんは手紙をこんな言葉で結んでいた。

 「私と私の家族はこの恩をずっと忘れない。あなたたちがしてくれたことを世界に広めたい」

     ◆

 大学時代に1年間北京に留学した経験もある金井巡査長は「民間人同士はわだかまりなく、仲良くできる。交流が積み重なって、お互いの誤解を解くことができたら」と語る。

 田村巡査長も王さんとの出会いを振り返って、笑顔で話す。「警察官としての責任を果たそうとしただけ。新潟にはロシア人や中国人が多いので、今後はもっと語学を勉強したいですね」
[PR]
by sakura4987 | 2006-10-11 12:54

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


by sakura4987