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◆政権にはびこる元主体思想派の現在の思想を問う (朝鮮日報 06/11/05)



http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/11/05/20061105000001.html

 インターネット新聞「フリーゾーンニュース」の副社長で、80年代に主思派(主体思想派)の中心人物だったカン・ギルモ氏が、「私から主思派教育を受けて金日成(キム・イルソン)に忠誠を誓った元活動家らが現在、政界の実力者として活動している」とし、ヨルリン・ウリ党の議員3人と前職・現職の4人の大統領府要人の実名を挙げた。

 カン氏はまた「主体思想に染まり、いまだ親北朝鮮・反米の思想を捨てられず、北朝鮮の利益に忠実に動く『自発的スパイ』が韓国社会の主流となってしまった」と語った。

 カン氏はかつて「反米青年会」を通じて、大学の学生会幹部らに主体思想をすり込む活動を行っていたものの、90年代初めに転向した。

 80年代の主思派は地下のアジトにかけておいた朝鮮労働党旗と金日成・金正日(キム・ジョンイル)親子の肖像画の前で忠誠の誓約を行い、北朝鮮の対南放送「救国の声」の録音テープを聴いて、その内容を頭にたたき込んだ。

 カン氏は、その386世代(1990年代に30歳代で80年代に大学に通った60年代生まれの世代)の元主思派が、当時の活動の経歴と人脈を利用して盧武鉉政権の要職に就いていると指摘している。

 金日成・金正日の肖像画の前で忠誠を誓った彼らの過去の前歴が問題だといっているのではない。

 昨日の「主思派戦士」が、その思想を変えることなくうちに秘めたまま、精神的祖国である北朝鮮でならまだしも、「正義が破れ日和見主義がはびこった(盧武鉉〔ノ・ムヒョン〕大統領の発言による)」という大韓民国政府の隅々に、浸透しているという現実が問題なのだ。

 その思想を維持した元主思派の官僚や秘書官、国会議員が政府に入ってくる南北関係・韓米関係の安保情報をどのような基準で振り分け、解釈の過程で何を除外して何を取り上げ、情報判断の瞬間に何を優先したか推測するに、まだ韓国の現状がこの程度でとどまっているのが不思議なくらいだ。

 カン・ギルモ氏をはじめとする元主思派の転向者らは2日に会見を開き、「一心会スパイ事件は北朝鮮とつながりのある主思派が韓国社会に健在であることを証明した」と語った。

 スターリンは有能なスパイ一人で数個の師団以上の威力を発揮すると話していたし、その考え方を実践した。

 かつて共産圏の国々からも取り残された北朝鮮の世襲独裁体制ならそうした考え方はなおさら強いだろう。そして首領と子分の関係で結ばれた過去のその強力な人脈を利用せず、放っておくような集団でもない。

 カン氏が「金日成に忠誠を誓った」と名指しした人物が誰なのか、本人もその周辺の人々も皆知っている。

 かつて金日成に忠誠を誓い、盧武鉉政権下で政界に台頭した主思派は、当時の信念を捨てたのか、あるいは今も守っているのか、国民の前で告白すべきだ。

自分から話さないようなら、正当な法的手続きを通してでも彼らの口を開かせるしかない。
by sakura4987 | 2006-11-06 08:18

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