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◆将来人口推計 子供は宝ではなかったか (産経 06/12/22)



 いまや子供を「国の宝」とするような政策が求められているのではないか。予想されていたとはいえ、近い将来、生まれてくる子供の数が、異常に少なくなるからだ。

 この深刻な少子化問題の解決は容易ではない。企業、地域、家庭がそれぞれの立場から、危機感をもって取り組むことが必要だ。

 例えば、少なくとも(1)女性が働きながら出産と育児を可能とする環境を整える(2)子育ての楽しみを実感する機会を増やす(3)家計に過度な負担がかからない公教育を充実する-といった方策や政策を実行していきたい。

 十分ではないかもしれないが、これらを一つ一つ確実に実行していくことこそ、大切なのである。

 昨年の国勢調査を基に厚生労働省が予測した新たな「将来人口推計」によれば、1人の女性が生涯に産む子供の数の推計値(合計特殊出生率)は、半世紀後の2055年に「1・26」になる。1・39まで回復すると判断していた前回推計(00年の国勢調査に基づく)を大きく修正する結果である。

 高齢化も加速し、55年の日本人の平均寿命は5歳延び、「5人に2人が65歳以上の高齢者」という超高齢社会を迎える。総人口も昨年の1億2777万人から年々減り、46年には、前回の推計より5年早く1億人を割り込む。少子高齢化は、社会の活力を失い、年金、介護、医療といった社会保障制度に大きな影響を与える。

 とくに年金制度は大きな打撃を被る。公的年金は、現役世代が高齢者を支えるシステムで成り立っているからである。現在の年金制度の見通しは、前回の将来人口推計をベースに算定されている。

 厚労省は来年1月末にも今回の人口推計が年金財政に与える影響を検証して公表するが、甘い検証では国民の不安をあおるばかりだ。制度設計には精密な検証が欠かせない。

 安政6(1859)年、英国の初代駐日総領事として日本を訪れたラザフォード・オールコックは自著『大君の都』のなかで、当時の日本を「子供の楽園」と書いている。

 かつて日本は子供が宝物だった。そのことを国民一人一人が自覚することで、少しでも少子高齢化に歯止めをかけたい。
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by sakura4987 | 2006-12-22 12:54

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