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◆短大生殺害で東京地検が証拠品紛失、1カ月公表せず (日経 07/2/10)



http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20070210AT1G0902109022007.html

 東京都渋谷区の女子短大生殺害事件で、東京地検が警視庁から犯行に使われた木刀やのこぎりなどの証拠品を紛失したと報告を受けながら、約1カ月間公表していなかったことが9日、分かった。

 岩村修二同地検次席検事は「警視庁が証拠品を探す調査を継続中だったため、公表を控えていた」としている。

 警視庁で、武藤勇貴被告(21)の自宅から押収した証拠品の紛失が発覚したのは1月7日。勇貴被告が妹の亜澄さん(当時20)を殴る際に使った木刀や、遺体を切断したのこぎりなど計四点が代々木署内でなくなった。

 同地検によると、警視庁は3日後の同月10日には紛失の事実を同地検に報告したという。


◆【産経抄】 (産経 07/2/11)

 殺人事件の捜査で最も大事なのは証拠品を見つけることだとは、素人でもわかる。松本清張の『砂の器』では、切りきざんで列車の窓から捨てられたらしい血染めの布を捜し、ベテラン刑事が線路脇を一日歩き続ける。実に印象的な場面だった。

 ところが小説ならぬ現実の殺人事件で、警察がその証拠品を紛失してしまった。短大生が殺害され、その兄が殺人容疑などで逮捕された東京都渋谷区の事件である。妹を殴りつけたと自供している木刀や、遺体を切断したというノコギリなど4点がなくなっているという。

 紛失したのは殺人捜査のプロ中のプロ、警視庁捜査1課である。押収した木刀などを捜査本部の部屋の段ボールに入れておいたところ、近くにあった年末年始のゴミと間違え、鑑定に出す前に捨ててしまったらしい。お粗末としかいいようのないミスである。

 事件の中身は、すでに兄が詳細に供述しているとされる。検察庁としても、証拠品の実物はなくとも写真を撮っているし、凶器は類似品ででも立証できるとしているようだ。しかし、実はそこに、最近の捜査の落とし穴が潜んでいるように思えてならない。

 1年ほど前、愛媛県警の警部が自宅で使っていたパソコンから、殺人事件の捜査資料が流出した。ことほどに、捜査のコンピューター化が急速に進んでいる。そんなところから「物証」にこだわろうとする空気が、捜査現場からも失われてきているのかもしれないのだ。

 これも、日用品から本まで、実物にさわらなくともインターネットで買える時代を映し出しているのだろうか。しかし、実際に凶器に触れてみなくて、事件の姿を思い描けるのか。先輩の刑事たちから、そんな嘆きが聞こえてくるような気がする。
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by sakura4987 | 2007-02-17 08:05

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