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◆「ウラン型放棄」削除 (中日 07/2/19) 



http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20070219/mng_____kok_____000.shtml

6カ国合意文書、北朝鮮反発に米譲歩
 北朝鮮の核問題をめぐる先の6カ国協議の合意文書案に当初「高濃縮ウランによる核開発の放棄」が明記されていたが、ウラン濃縮型の開発を否定する北朝鮮が反発、米国も了承の上で削除されていたことが分かった。協議筋が明らかにした。

 現在の北朝鮮の核問題は、2002年のウラン濃縮計画表面化が引き金となっているにもかかわらず、ウラン濃縮の明確な追及を棚上げしてまで合意を優先した米国の譲歩姿勢が浮き彫りになった。

 今回の6カ国協議の合意はプルトニウム型核施設の稼働停止などにとどまっており、この「初期段階措置」の完了後にウラン型の問題が再燃するのは確実。米国がどのような対応を取るか注目される。

 同筋によると、協議4日目の11日に、北朝鮮が寧辺の核施設の活動停止などを行えば重油30万トンを提供し、すべての核放棄が終了すればさらに70万トンを提供するとの案で米国、韓国、ロシアなどが合意。しかし北朝鮮は核放棄前に重油100万トンを提供するよう要求し、受け入れを拒否した。

 そこで米国が中心となり第2次案を作成したが、放棄対象として「高濃縮ウランによる核開発」が明記されていたことなどから、北朝鮮が「平和利用も含めウラン濃縮は一切行っていない」と主張し再び拒否したという。

 これを受けて米国は各国と再調整に入り、ライス国務長官が12日夜、宋旻淳・韓国外交通商相と電話会談。「高濃縮ウラン」に関する文言を削除した上で、北朝鮮が寧辺などプルトニウム関連の既存の核施設の無能力に応じれば、重油計100万トン相当の経済、エネルギー、人道支援を行う-とすることで合意。中国、ロシア、日本の同意を得た上で北朝鮮に提示し、13日の共同文書採択に至ったという。

 ライス長官は採択後の記者会見で、北朝鮮をけん制する狙いからか、明記されていないものの、放棄対象には高濃縮ウランが含まれるとの見解を示している。
by sakura4987 | 2007-02-24 08:12

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