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◆【清水満のSPORTSマインド】常に真摯、強い意志「原点」 (産経 07/5/9)



 いつもながらヤンキース・松井秀喜のきっちりとした受け答えには感心する。日米通算2000安打を達成し、メディアに対応している姿をテレビで見て頭が下がった。

 インタビュアーの目を見て、ちゃんと自分の言葉でしゃべる。付け焼き刃では決してできない態度…。“育ち”がそうさせているのだろう。

 「僕は、本当に恩師に恵まれているという気がします」。松井が常々口にしている言葉である。最初の存在は父である松井昌雄さんだろう。

 「努力できることが才能である」を息子に語った。

 宗教法人瑠璃教の司教であり、人間教育者として名をなしていたが、松井はこの言葉を心に染みこませて少年期を過ごした。

 家族崩壊、学校教育の腐敗とイジメ…。

 「理由が何であれ、人として卑怯(ひきょう)なことをしてはいけない」。常に人を思い、家族を大事にする。年末年始必ず家族と過ごす。松井の人間愛スタイルだ。

 才能を開花させてくれたのが星稜高の監督、山下智茂氏の存在もある。

 「心変われば、行動が変わる。行動が変われば、習慣が変わる。習慣が変われば、人格が変わる。人格が変われば、運命が変わる」

 山下氏が、松井に贈った言葉である。読むほどに、いい言葉であるが、実践するのは凡人には難しい。それを松井は身に溶け込ませている。

 野球の技術だけでなく、「人としてどうあるべきか、ということを教えられました」。プロ15年目を迎えたいまも変わらない心と態度。常に真摯(しんし)に堂々と強い意志をもって、おごることなく行動する原点であろう。

 巨人時代の監督、長嶋茂雄氏には「指揮官としての度量の奥深さと野球の魅力を注入された」という。

 帰国した際、最初に宴を共にするのがミスターで、オフ2カ月間の日本滞在で10度近くにもなる。「体全体で野球を表現してくれる。監督と会って話をすると何か吹っ切れるんです」

 そしてヤンキースのジョー・トーリ監督。

 「彼は“準備”ということを話す。たとえ結果がでなくても、一番大切なのは常に100%を出せるかの準備をしているか。打てない時、その言葉で何度も救われ、何度も立ち直れた。そしてメジャーに順応できました」

 いまの地位を築き、輝いている松井だが、そんな恩師たちを決して忘れない、これからも…。
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by sakura4987 | 2007-05-23 15:25

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