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◆【連載】沖縄戦「集団自決」から62年 真実の攻防 24



 (世界日報 07/6/7)

封印された米軍の暴行/米の作家「1万人以上が被害」

 渡嘉敷島における集団自決を報じた米紙「ロサンゼルス・タイムズ」一九四五年四月二日付は、次のように結んでいる。


 「質問に答えられるまでに回復した日本人たち(注:渡嘉敷島の人々)は、米国人は女は暴行、拷問し、男は殺してしまうと日本兵が言ったのだと通訳に話した。彼らは米国人が医療手当をし、食料と避難所を与えてくれたことに驚いていた。自分の娘を絞め殺したある老人は、他の女性が危害を加えられず親切な扱いを受けているのを見て悔恨の情にさいなまれていた」


 沖縄戦に言及した地元の書籍や新聞報道を見るとき、住民の生命が日本兵に守られず、無残に踏みにじられたとするトーンとともに、必ずと言ってよいほど「命どゥ宝」(ぬちどぅたから=命こそ宝)という言葉が一つのキーワードとして登場する。

 命に勝るものはない――という気持ちは沖縄県民だけの思いではない。今の日本人の多くが共感するものだろう。

 それが、先の沖縄戦で自分の身内や親族の中に必ずと言ってよいほど犠牲者が出た沖縄の人々にとって、何にも代え難い切実なテーマである、ということは理解できる。

 しかし、「命どゥ宝」と叫べば叫ぶほど、それでは集団自決で亡くなった人たちの死とは何か、ただの「勇み足」であったのか、という疑問も出てくる。

 多くの沖縄戦記、また証言記録を読むとき、日本兵の残虐ぶりと併せて米兵の紳士ぶりが目立つ。果たして日本女性たちが、「辱め」を受けるという体験はなかったのだろうか。



 県立沖縄史料編集所専門員として調査を進めてきた大城将保(まさやす)氏は、著書『改訂版 沖縄戦』(初版昭和六十年)で、この件に触れている。


 「沖縄戦の諸相のうち、まだ一冊の記録、一篇のレポートにも書かれたことのない秘話がある。戦時強姦(ごうかん)、すなわち婦女暴行の実態である。

 日米両軍の戦史はもちろん、一般の戦記類のなかでもこの件にふれたものは皆無である。被害者の人権を配慮してのことであろうが、案外、米軍支配下の心理的圧力が沈黙を強いたのかもしれない。

 戦場で強姦事件が多発したことは住民のあいだでは公然の秘密になっているのである。本部(もとぶ)半島のある部落では、米海兵隊が上陸した直後に、部落じゅうの婦人が手あたりしだいに米兵の毒牙にかかっている。

 (中略)戦闘中の婦女暴行事件は地域の例外なくいたるところで多発しているが、真相はおそらく永久に秘密の闇に葬りさられることであろう」




 昭和史研究所の中村粲(あきら)代表に問い合わせたが、「敗戦後の米軍駐留時代の報告はあるが、戦時中のものはない」という返答だった。

 同研究所が発行する会報には、横浜に駐留した米軍が初日から不法行為を頻繁に行い、強姦・掠奪(りゃくだつ)、殺人が一カ月で千件を超えたという証言が掲載されていた。


 では、沖縄戦で米軍のレイプ事件はなかったのだろうか。

 これに関するデータは日本サイドからは出てこなかったが、アメリカ側が記録していた。『世界戦争犯罪事典』(文藝春秋、平成十四年)に歴史学者、秦郁彦氏がまとめた「沖縄戦における米兵のレイプ」という項目がある。

 秦氏は、上・下刊で九百〓を超える大作『天王山 沖縄戦と原子爆弾』(平成七年、早川書房から翻訳本発行)を書いた作家ジョージ・ファイファーの著作などを基に、こう書いている。


 「とくに住民女性に対するレイプは、上官から『その場で処刑』と警告されていたにもかかわらず、多発した。

 ファイファーは被害者数を一万人以上と推定、激戦場となった沖縄本島南部よりも、早くから軍政が施行された中北部、それも末期に上陸してきた部隊によって起こされ、被害者は戦火に追われる避難民が多かったと観察している」


 米軍有利な戦局の中で「獣」と化した米兵が多数いたこともまた、歴史に記録されねばならないだろう。

 米兵の蛮行に目をつむり、真偽の定まらぬ日本軍の残虐性ばかりをあげつらうのでは、言論統制が敷かれた米占領下と何ら変わっていないと言わざるを得ないのである。
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by sakura4987 | 2007-06-16 10:09

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