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◆【連載】沖縄戦「集団自決」から62年 真実の攻防 43



 (世界日報 07/6/27)


敵が称賛、日本兵の士気の高さ/戦闘放棄した米兵が2万6211人も

 慶良間諸島で起きた集団自決は軍命令によるものと主張する人々は、沖縄戦の教訓が「軍隊は住民を守らない」ことだと強調する。

 その沖縄戦は「ありったけの地獄」と形容され、「戦史上、最も熾烈な血みどろの戦闘」であったと軍事史家はいう。

 沖縄の人々は、こうした指摘を、幾たびも、そして何十年も新聞・テレビメディアを通じて聞かされてきた。それは今も終わっていない。

 こうした言辞に晒(さら)され続けた戦中・戦後の沖縄県民の多くは、日本軍に対して「卑怯(ひきょう)で意気地なし」というイメージを固めていくだろう。

 加えて、戦争体験者が生存していた時代は、勇猛果敢に闘った日本軍や沖縄県民の姿を書いた本もあったが、今、そのような本を書店で求めることは容易ではない。

 一部の人を除いて、沖縄において日本軍の評価は、地に墜(お)ちている。だが、日本軍と戦った米軍の評価は全く違うようだ。

 作家ジョージ・ファイファーの『天王山』(上・下、早川書房刊)は、陸軍士官学校を卒業し、大隊長として沖縄戦に参加した小城正氏が訳者である。

 著者の執筆の動機は、「沖縄進攻作戦に参加した将兵の苦難と試練が、アメリカでは充分に感謝の念をもって報いられていないことを知って、それを書き残しておこうと思った」というものだ。

 本の帯に紹介された書評には、「強烈な反戦の書」とある。この本が、日本軍について書いている個所の一部を紹介したい。



 「沖縄の日本軍の行動に見られるように、これほど努力し、勇敢に、しかもあらゆる困難に耐えて、文字どおり滅私奉公の精神をもって国家のために敢闘することができるような軍隊は、おそらく世界中どこにもないであろう。いかなる困難に直面しようとも、結果がどうなろうとも、その面目にかけて全力を尽くして戦ってみせる、という気迫をもって戦い抜いた国民はどこにもないであろう」


 「現在の日本の姿は(略)沖縄において日本軍が示した資質――国のために尽くし、後世に名を残すために、きわめて強烈かつ、どこにも見られないほど熱狂的な精神をもって苦難に耐え抜く――は、ものを作ることや通商の面において、日本がめざましい勝利を得た原因を理解するのに役立つかもしれない」



 住民の自決に言及した個所もある。「日本軍の将兵は、彼女たちに対する哀れみと彼女たちが苦難にあうのを防ぎたいという気持ちから、自決するための手段として手榴弾(しゅりゅうだん)を与えていたのである。しかし、多くの者がその武器をどうするべきかをしらなかった」

 本著からは「日本軍によって強制された無慈悲な死」は感じられず、あるのは、同胞への深い情愛だ。



 またジャーナリストのジェームス・H・ハラス著『沖縄シュガーローフの戦い』(光人社)は今年四月に発行されたばかりの本だ。

 米海兵隊が名付けた、「シュガーローフ」という小高い丘(現在の那覇市おもろまち一丁目六番地)の争奪戦は、沖縄戦の天王山といわれる。

 その一週間の死闘を、百人以上の元兵士にインタビューして再現、兵士たちの息遣いや悲鳴までが読み手に伝わる優れたノンフィクションである。



 <日本軍の兵士は、つねに頑強で機知にとんだ戦法で戦い、絶対に降伏しなかった>


 <狙撃兵は冷徹に選択された死の恐怖を味わわせていた。日本軍の狙撃兵は、きわめて忍耐強く、神業としか思えない選択眼で将校を見きわめていた。彼らは将校か通信兵を狙撃するために一般の歩兵には目もくれずやり過ごしていた。そのため、将校たちは身につけている階級をしめす、あらゆる徽章や装備を隠すことになった>



 日本軍の狙撃兵は、敵の眉間(みけん)や胸のど真ん中を狙い、外さなかった。ある将校は着任して十五分で死んだ。

 多くの戦友を失った若い小隊長は、日本兵への畏敬(いけい)の念を隠そうとせず、到着した補充兵に向かって「いいかよく聞け、もしお前らの誰かが、日本兵なんてたいしたことない、なんてぬかしたら、撃ち殺してやる」と怒鳴ったという。

 海兵隊特別報告書は、日本兵について「よく訓練され、統制もとられた陸軍兵士で、とくに士気の高さと、身体能力の高さは特筆すべきである」と書き込んだ。

 米軍が、日本軍の五倍以上の兵力を保持しながらも、泣きだしたりして戦闘行為に就けなかった「戦闘疲労症」の兵士が二万六千二百十一人も生まれた理由が理解できる。

 かつて戦った米軍兵士からの称賛が、沖縄で散った数多くの日本兵の鎮魂となろう。住民の証言を主にしたこれまでの沖縄戦とは全く違った日本軍の姿がここにある。

 負けはしたが、見事なる戦いぶりを知るにつけ、「自決命令」への疑問は深まるばかりだ。
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by sakura4987 | 2007-06-30 09:02

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