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◆“本番”弱さ露呈 緊張に「便意」続出 愛知立てこもり検証結果



 (産経 07/7/12)


 5月に発生した愛知県長久手町の立てこもり発砲事件について、県警の検証結果の詳細が11日判明し、撃たれた木本明史巡査部長(54)の救出前、複数の警察官が緊張で便意を訴えるなど体調を崩し、態勢を整えるまで時間がかかっていたことが分かった。

 全国の警察本部は刑事部捜査1課の特殊班を中心に、立てこもりなどを想定して日常的に訓練を重ねているとされるが、“本番”への弱さが露呈した格好だ。

 また、殉職者を出した特殊急襲部隊SATの詳しい配置を県警幹部らが把握せず、盾となる防弾車の位置も予定より後方だったほか、「拳銃を持ち暴れている」との110番通報を受けた県警通信指令室が、2分後の「おもちゃだ」との通報を重視し、関係課や署への一斉連絡を控えるなど初動や現場対応で甘さやミスが重なっていたことも分かった。

 県警は6月15日に検証結果を公表。木本巡査部長の被弾から救出まで約5時間を要したことを「救出シミュレーションなどを効率的にしていれば、短縮の余地はあった」としたが、詳細は明らかにしていなかった。

 検証によると、通信指令室は5月17日午後3時47分、大林久人被告(50)の長男から「父親が拳銃を持ち暴れている」との110番通報を受けた。

 指令室は緊急時、関係署やパトロールを担当する地域部門、捜査1課、警備課などに無線で一斉連絡する仕組みだが、直ちに伝えず、2分後の二女の通報後、愛知署にファクスをしただけだった。

 これを受け、木本巡査部長は防弾チョッキを着用せずに急行し、同4時10分ごろ被弾。その後、駆け付けた署の刑事課員10人のうち6人は防弾チョッキを着ていたが、拳銃は携行していなかった。

 SATは当初、現場から数十メートル離れた建物の屋上に配置されたが、大林被告が救出部隊を撃つ可能性があるとして、林一歩警部(23)=殉職=らが7、8メートルの位置に付いた。

 しかし、現場を指揮する県警の刑事部幹部らは、長距離の狙撃などを担う警備部門のSATの特性を熟知しておらず、詳しい配置はSAT任せだった。

 屋上の配置は警察庁も了解していたが、近距離の配置は県警本部から伝わっていなかった。

 具体的な救出段階になった際、複数の警察官が便意を訴え、簡易トイレを使用。極度の緊張のためとみられるが、簡易トイレの数が足らずに時間を要し、救出活動の着手がずれ込んだ。

 大林被告には二女に電話をかけさせ、注意をそらす「陽動作戦」がとられたが、飼い犬がほえ、救出の動きを気付かれた。

 林警部らの前に進んだ防弾車は予定より後方に停車。同警部が被弾した。

 県警の検証の過程で「幹部らのリーダーシップがあればよかった」との指摘もあったという。

 ただ、拳銃が発砲される緊迫の現場では「幹部との連絡に追われる状態は必ずしもよくない」との考え方もあり、現場の「本番への弱さ」を問題視する見方が強い。
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by sakura4987 | 2007-07-14 10:35

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