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◆消費量が埋蔵量を超える金属が多数-研究者が警告 (世界日報 07/7/2)



 http://www.worldtimes.co.jp/members/honshi/2007/07/070702/09men/sigen0702.html

 物質材料研究機構(茨城県つくば市)の原田幸明・材料ラボ長が、各種金属資源の将来消費を予測したところ、消費量が二〇五〇年までに現有埋蔵量の数倍を超えてしまう金属が多数あると警告している。

 原田氏は、これまでの金属の使用量と経済成長の関連の解析を基に、これから大幅な金属の使用が予想されるブリックス諸国、いわゆる新興経済大国と呼ばれるブラジル、ロシア、インド、中国などを中心に、五〇年までの累積金属使用量の予測を行った。

 その結果、五〇年までに多くの金属が現有の埋蔵量では賄いきれなくなる。

 特に、埋蔵量の数倍の使用量が予想されるのは、銅、鉛、亜鉛、金、銀、錫(すず)、ニッケル、マンガンなど、私たちの身近なもの。

 加えて、アンチモン、リチウム、インジウム、ガリウムもそうである。いずれも、電子機器や太陽電池などに使われている。

 資源には、「埋蔵量ベース」と呼ばれものがある。「技術的には採掘可能だが、経済的理由などで採掘対象とされていない」資源のこと。

 だが原田氏は、これに属する銅、鉛、亜鉛、金、銀、錫、ニッケル、アンチモン、インジウムでは埋蔵量ベースさえも超過してしまうという。

 これらの問題の解決策として同氏は、三つのポイントを指摘。

 一つは、利用方法を徹底的に効率的なものにしていく「減量」。

 二つ目は、リサイクルを極限まで極める「循環」。

 三つ目は、アルミニウム、シリコン、鉄など、より普遍的に存在する資源を用いて代替する技術の開発。これらが緊要の課題となると警告している。
by sakura4987 | 2007-07-14 10:45

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