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◆伊豆・小笠原海域 地殻では「陸続き」 海洋機構調査



 (朝日 07/11/19)

 http://www.asahi.com/science/update/1119/TKY200711180187.html


 伊豆・小笠原海域の地殻が海洋地殻ではなく、大陸地殻の特徴を備えた「陸続き」であることが海洋研究開発機構の調査でわかった。日本列島から1000キロ以上連続的に存在しているという。海底資源開発の権利をめぐる、国連海洋法条約の大陸棚延伸申請の期限が再来年に迫っており、同機構は、重要な地質学的な根拠になるとしている。



 同機構は、相模湾から北硫黄島の北方まで約1千キロの海域で、04、05年度に圧縮空気で人工地震を起こして海底の地下構造を調べた。地震波の伝わる速さの特徴から、伊豆・小笠原海域の地下は海洋地殻の玄武岩質ではなく大陸地殻の特徴である花崗岩(かこうがん)・安山岩質の地層が存在することがわかった。



 火山を中心に地殻は厚くなっており、深部から供給されるマグマから「大陸地殻」が形成されたと考えられるという。



 内閣官房総合海洋政策本部によると、国連海洋法条約による大陸棚延伸の申請期限は09年5月。同条約では、科学的データによって「領土の自然な延長」であることが示せれば、沿岸から200カイリ(約370キロメートル)の排他的経済水域(EEZ)を超えて、最大350カイリ(約650キロメートル)まで大陸棚を延ばせるとしている。大陸地殻であることは、その有力な根拠になる。大陸棚が認められれば、海底の鉱物などの天然資源開発の権利が主張できる。



 同機構は「海底地形のデータと合わせて、四国海盆や沖ノ鳥島周辺、硫黄島南方への大陸棚延伸の根拠になる」と話している。
by sakura4987 | 2007-12-02 14:32

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