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◆エイズ感染拡大/危機意識のなさが心配だ


 (世界日報 08/2/17)


 エイズの蔓延(まんえん)に歯止めが掛からない。わが国のエイズウイルス(HIV)感染者は昨年も増加し、五年連続で過去最多となった。年内には、延べ感染者数が一万人を突破するのは確実で、わが国のエイズ問題は、爆発的な感染の広がりの一歩手前まで来たといえる。

■過去最高数を毎年更新

 男性同性愛者の増加や性行動の低年齢化を背景に、わが国でHIV感染が危機的状況に迫っていることは、数年前から内外の専門家が警告してきた。しかし、右肩上がりの感染者増を見れば、エイズ予防策が効果を上げているとは言い難い。先進国で感染者が増え続けているのは日本だけだ。政府は危機意識が欠けていないか。
 昨年、国内で新たに報告された感染者は、千四十八人。千人を超えたのは、一九八四年に報告制度が始まって以来初めてだ。新規患者数と合わせた数は千四百四十八人で、こちらも五年連続で過去最高。延べ感染者数は九千三百九十二人と一万人に迫っている。

 新たな感染者の内訳は、男性九百七十五人、女性七十三人で、圧倒的に男性が多い。年齢別では三十代が四割超、二十代が約三割。感染経路は同性間の性的接触が約七割を占める。このデータを総合すると、わが国の主な感染者は、若者層の男性同性愛者ということが分かる。

 最近は、テレビなどが同性愛も性的指向の一つとしてもてはやす悪しき風潮があり、特に若い男性の間に、同性愛が増えていると言われている。このため、防止策は、主要感染経路となっている男性同性愛者の性的接触の危険性について警鐘を鳴らすことに重点を置くべきだ。しかし、同性愛者への差別・人権問題に配慮するあまり、男性同性愛とHIV感染を結び付けることを避けるきらいがある。政府はこの点を反省し、男性同性愛行為は「感性の危険性が高い」とはっきり注意を促してほしい。

 さらに恐ろしいのは、わが国ではエイズに対する無関心から、検査を受ける人の割合が低く、報告された感染者数は氷山の一角にすぎないとみられることだ。性行為の低年齢化が進む中、感染の事実を知らずに、HIVを感染させる“加害者”になってしまう人もいよう。HIV感染は自分の人生だけの問題ではないことを、特に若者には周知徹底する必要がある。

 国連の『エイズ報告書』は「若い年齢層を中心にエイズが広まりつつある」(二〇〇二年版)、「十九歳になるまでにセックスを経験する若者の割合が増えている」(〇三年版)と、二年続けて日本の若者層にHIV感染拡大の危機が迫っていることを警告していた。にもかかわらず、感染者数が毎年過去最高を更新しているのが実情だ。

 二年前、厚生労働省と民間企業が約四万人を対象に行ったインターネット調査によると、35%がエイズ問題に「関心がない」と答えている。また、HIV感染への不安については、「ない」と答えた割合は六割にも達した。無関心層にエイズの危険性をどう啓蒙(けいもう)するか。これも大きな課題だ。


■早急に対応策を練り直せ

 これまでは男性同性愛者を中心に拡大し、特定層の病気と考えられてきたエイズだが、ネットの出会い系サイトなどによる不特定多数との性行為の広がりを考えると、異性間の性行為による感染の危険性も高まっているといえる。国内の感染・患者が一〇年には五万人に達すると推測する専門家もいる。手遅れにならないよう政府は実効性のある対応策を早急に練り直すべきである。
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by sakura4987 | 2008-03-07 14:46

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