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◆5月5日付 編集手帳 (読売 2008/5/5)



 http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20080504-OYT1T00523.htm


 「私は自分が生れたときの光景を見たことがあると言い張っていた」。作家の三島由紀夫は自伝的小説「仮面の告白」の中でこう述べ、産湯の入った盥(たらい)の中の光景を描き出している

 にわかには信じ難い話であるが、出生時、あるいは母親の胎内にいた時の人間の記憶については研究もある。産婦人科医の池川明さんは、約1600組の親子にアンケート調査を実施している

 我が子に胎内記憶が「ある」と回答した保護者は33%にも上った。胎内に入る前に天空から下界を見下ろし「おかあさんのいるところに決めたんだ」と話す子もいたという

 こうした「記憶」の多くは、成長と共に失われるという(池川明「赤ちゃんと話そう!生まれる前からの子育て」学陽書房)。子どもの心の内には、大人にはうかがい知れない混沌(こんとん)とした世界が広がっているのだろう

 かつて「七つ前は神のうち」と言われていた。子は数えの7歳まで人より神に近い存在とされていた。大人たちは畏敬(いけい)の念をもって「神の子」を育て、その日々の成長を大きな喜びとした。「こどもの日」には、そんな先人の知恵にも思いを寄せたい。
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by sakura4987 | 2008-05-12 16:29

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