◆東中国海問題、中国側の一貫した主張と立場に変更なし
(北京週報 2008/6/18)
http://www.pekinshuho.com/zxnew/txt/2008-06/18/content_128097.htm
外交部の定例会見で17日、姜瑜報道官が国内外の記者の質問に答えた。
――このほど日本で、東中国海問題で中日両国が間もなく合意することについていくつか報道があったが、これについてコメントは。
中日双方は東中国海問題協議で合意に達した後、適切な時期に発表を行う。私が強調したいのは、双方は東中国海を平和・協力・友好の海にするとの両国指導者の重要な共通認識に基づいて適切に問題を処理し、その結果は互恵・ウィンウィンのものになるということだ。
東中国海問題における中国側の一貫した主張と立場に変更はないことを重ねて言明したい。春暁ガス田は完全に中国の主権の範囲内にあり、共同開発とは無関係だ。東中国海の境界線問題で、いわゆる「中間線」を認めない中国側の立場に変更はない。
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◆釣魚島海域での日本船による中国台湾船の沈没について
(北京週報 2008/6/18)
http://www.pekinshuho.com/zxnew/txt/2008-06/18/content_128101.htm
外交部の姜瑜報道官は17日の定例会見で、記者の質問に次のように答えた。
――中国政府は、日本船が釣魚島海域で中国台湾の船と衝突し、沈没させたことに強い関心を表明する。私たちは先日、これについて原則的立場を表明した。
釣魚島とその付属島嶼は古来、中国固有の領土であり、中国は争う余地のない主権を有していることを再び強調したい。私たちは日本側に、釣魚島付近の海域での不法活動を停止し、類似事件の再発を防止するよう要求する。