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◆江戸しぐさから思いやりを学ぶ 東京文化中学・高校



 (産経 2008/7/16)


 ■親から「おはようございます」/お互い譲り合い/電車で化粧は下品

 江戸しぐさを学んでマナーや思いやりの心を育てよう-。東京文化中学・高校(東京都中野区)ではみんなが気持ちよく過ごせるように心掛けるため、江戸しぐさを生活指導の一環として取り入れている。同校では「地道に指導を続けて、江戸っ子の知恵を生徒たちに浸透させたい」と期待している。

 「江戸しぐさは目上の人の心構えですが平等に接することが大事です。お父さん、お母さんからでも『おはようございます』とあいさつします」

 高校1年生のマナー講話の時間、長本裕子校長が生徒たちに呼び掛けた。

 生徒が順に前へ出ていき、狭い通りをすれ違うときは互いに譲り合う「肩引き」、電車の中で足を踏まれたときは「こちらもうっかりして」と謝る「うかつ謝り」などを実践。「これができないと、たとえ、侍でも田舎者とばかにされました」と説明した。

 「人間は生まれてすぐは『下品(げぼん)』だが、寺子屋で学ぶと『中品(ちゅうぼん)』になり、修行を積んで『上品(じょうぼん)』になります。所かまわず飲み食いしたり、電車の中で化粧するのは下品です」と生徒らの日常生活もさりげなく指導した。

 同校では2年前から生徒指導教材のひとつとして採用し、「江戸しぐさ語り部の会」主宰の越川礼子さんに講演してもらったり、週1回の朝礼で風紀委員会が実際にしぐさを紹介するなどして、生徒に浸透を図っている。

 教員にも手引きを配って指導に利用するよう要請。長本校長らは毎朝、校門に立って生徒に「おはようございます」と声をかけて手本を示している。

 「社会の枠組みが外れている一方、家庭でマナー指導やしつけが行われていない。このギャップを埋めるのが江戸しぐさ」(長本校長)と効果に期待をかける。

 来年度からは道徳の時間のカリキュラムとして採用するなど定期的な指導も考えているという。

                   ◇

【用語解説】江戸しぐさ

 江戸期の商人の処世術や生活哲学を具体的に示した行動様式。狭い江戸の街で見知らぬ者同士が摩擦を少なくして暮らす知恵を集めたとされる。商人(あきんど)しぐさとも呼ばれた。仏教の考えにも影響を受けており、他者への思いやりを前面に打ち出している。

 ほかに、込んだ渡り舟で席をつめる「こぶし腰浮かせ」、不意の訪問で相手の生活の邪魔をすることを「時泥棒(ときどろぼう)」と呼んで戒めるなどした。
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by sakura4987 | 2008-07-22 15:13

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