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◆あまりにひどい船内環境、乗客反乱で「蟹工船」状態!?



    …社民党・辻元清美がかつて立ち上げた「ピースボート」

 (週刊新潮 10/2号 54-55ページ)


 船旅を通じて国際交流を深める――。 

 こんな謳い文句で知られる「ピースボート」が設立されたのは、1983年。もともとは、現在は社民党代議士となっている辻元清美氏が早大生だった当時、“過去の戦争を見つめ、未来の平和を創る”ために立ち上げた市民団体だ。

(中略) 

 その25周年記念と銘打った62回目は、かつてないほど乗客からの苦情が続出。中には「訴訟も辞さない」と憤慨する声も出る始末で、蟹の缶詰加工に従事する労働者が劣悪な環境下、ついに一致団結して経営側に立ち向かうというあの『蟹工船』さながらの騒ぎに発展しているのだ。

(中略)

 「1人300万円以上支払って夫婦で参加したのですが、様々なトラブルのおかげで、結局、帰港したのは予定よりも10日も遅れた9月4日だったのです」と不満をぶちまけるのは、元会社役員の國枝金司さん(70)である。

 「乗船するといきなり、廊下のカーペットを張り替えている工事の人がいた。そのまま出航しましたが、要は最初から不完全な状態のままだった。大丈夫かなあと不安な思いで部屋に入ると、案の定、設備が不備だらけ。水漏れが酷く、ユニットバスでも漏れているからトイレットペーパーもビチョヒチョで使い物にならない。おまけに、エアコンのダクトからホコリが舞い出るし、シャワーを使うとお湯が突然、水になる…。挙げればキリがないほど酷い状態でした」

 すぐさま担当者に苦情を言うべくレセプションに駆け込むと、すでに同様の客が大勢詰め掛けていた。

 「他にも、トイレが流れない、エアコンが壊れている、部屋に鍵がない、2段ベッドなのにハシゴがついていないし手すりもないので落下した等々、トラブルだらけ。エアコンの不調で風邪を引く人が続出し、ピーク時には、食事の際に食堂にいた半分くらいがマスクをしていたほどです。中には、風邪が酷くなって、ヨルダンで泣く泣く旅を断念して帰国した人もいました」

(中略)

 ある会社経営者の女性(62)も、こう憤慨する。

 「デッキの板が腐っているのか、歩くとブヨブヨする。部屋の蛇口からは茶色い水が出るし、バーで出る飲料水も濁っている。それを飲んで下痢する人も多かったです。何より唖然としたのは、避難訓練をした際、救命胴衣のベルトが壊れていたり、用具の部品がなかったりしたこと。あんな状態でもし事故が起きていたらどうなったのかと思うとゾッとしますよ」

 トラブルは、その後も続出した。再び國枝さんの話。

 「5月31日、突然、4基あるエンジンの1基が故障したと発表されました。お陰で次の寄港地への到着が遅れ、1日滞在の予定がわずか3時間程度。7月13日にはニューヨークに帰港し、2日滞在の予定でしたが、当日になって今日は出港しないと言う。説明を求めても“分からない”というだけ。翌日も翌々日も同じ。出港するかもしれないから夕方には船に戻らなければならず、ただ外出したというだけでした。そうこうしていると、“USCG”というロゴ入りの服を着たアメリカ人が何人も入ってきた。実は、米国の沿岸警備隊でした。何と、船底に亀裂が入っていて、他にも防火装置や救命ボートの破損など60ヵ所以上もの安全上の問題があると指摘されていたのです」

(中略) 

 60代の元会社員の男性もこう怒りをぶつける。

 「ニューヨークの一件のため、ベネズエラ行きは中止。さらにフロリダでも、ドッグで修理するから2日滞在と言ったのに1週間に延びた。アラスカでも予定外に寄港。何より私が頭にきたのは、ピースボートも旅行社もその都度、謝罪やお詫びがまるでないのです。しかも、フロリダで旅行社の社長が説明した際は、お詫びどころかいきなり弁護士が契約約款を読み上げ、“旅行会社には何の責任もありません。船の問題ですから”と言い放ったのです。社長自身も自分らに非はないの一点張りで、話し合いさえも拒絶する始末です」
by sakura4987 | 2008-09-29 15:06

毎日の様々なニュースの中から「これは!」というものを保存していきます。


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