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◆共産党流言葉狩り 「御名御璽」に噛みつく



 (世界日報 2008/10/9)


■綱領で天皇の廃止を展望

 政治家の発言に「失言」はないかと虎視眈々と言葉狩りをするマスコミ陣――。これまで責任を取らされた例は幾つもあるが、文脈を辿れば言わんとすることの例え話が問題にされたケースや、話の本筋から少しそれた感想だったりと、日常的なしゃべりでは何の問題もないものもある。それだけ政治家が就く公職の地位は恐るべきものがある。

 麻生政権発足早々、中山成彬国交相の発言が問題にされ辞任に至ったが、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」日曜版(10・5)は六・七面に「中山国交相の辞任と麻生内閣の行方」を政権攻撃のため取り上げた。そこには一般マスコミが問題にした中山発言のほか、共産党流の言葉狩りが存在した。「御名御璽」である。

 麻生太郎首相の所信表明演説に噛みついたもので、「わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽をいただき、第九十二代内閣総理大臣に就任いたしました」を問題にした。もちろん、これは法に則った手続きを事実そのまま述べたもので、これを問題にする一般マスコミはない。むしろ枕詞的な前置きとして新聞の演説要旨からは削られている。

 天皇は国会が指名した首相を任命するほか、閣僚も任命する。これは憲法に書かれた通りであり、認証式での詔書には天皇の公印である御名御璽が捺される。ほかに法の公布にも御名御璽は必要である。が、所信表明演説を共産党は「日本の統治の原理が天皇主権から国民主権へ転換したのに、そんな歴史認識が見えません」と日曜版で批判している。

 しかし、所信は失言とは言えない。憲法は前文で「ここに主権が国民に存する」と国民主権を謳っているが天皇についてもはっきりと明記している。「天皇は、日本国民の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく」との第一条がある。この憲法があることは、天皇陛下がおられ、首相の任命はじめ各国事行為をされることは国民の総意である。つまり、国民主権と矛盾はない。しかも諸外国には王室のある民主主義国家も多いのである。

 ところが、共産党は執拗にこの問題を取り上げ、二日の各党代表質問で志位和夫委員長が、首相に「歴史認識」を問うた。これを報じた「しんぶん赤旗」(10・3)は、「首相は『国民主権に転換したことは、私も十分に認識している』と答えました。同時に『憲政にもとづく総理大臣が一世紀を超えて続いているという伝統、その集積と重みを申し述べたかった』などと答弁。再び憲政の『継続』を持ち出して、時代錯誤的な認識を示しました」と批判した。が、この質問こそ「いまさら何を」との時代錯誤を感じたと見える首相答弁であった。

 さらに同日付「主張」は、「憲法を生かした『国民が主人公』の希望ある日本への道を切り開く」と志位委員長の代表質問の結びの部分を強調している。綱領で「天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである」と、「天皇の章」の改憲を展望する共産党の言う「国民が主人公」には、天皇の存廃の意味が含まれている。
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by sakura4987 | 2008-10-19 15:30

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