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◆秋田、国際教養、県立の3大学 留学生3倍増800人へ



 (読売 2008/10/10)

 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news2/06/20081010-OYT1T00846.htm?f=k


 秋田大、国際教養大、県立大の3大学が2020年をめどに、留学生の受け入れ数を現在の243人から約3倍の800人に増やし、本格的な国際化に乗り出す方針を打ち出した。秋田大は秋田市内に留学生が暮らす「国際村」を設置する計画もあり、関係者は、市民が海外の生活習慣や文化に触れる交流拠点が誕生すると期待している。

 3大学によると、08年9月現在、留学生数は秋田大130人、国際教養大102人、県立大11人の計243人。中国63人をはじめ、米国31人、韓国28人など計34か国・地域から県内に訪れている。

 海外の優秀な人材を受け入れることは、日本人学生の研究意欲の刺激になり、学力向上とともに、大学の海外での知名度向上への効果が期待できるという。

 留学生受け入れ拡大の背景には、全国で11万8千人いる留学生を、20年度までに30万人に増やす文部科学省の政策がある。同省は来年度から、留学生の受け入れに積極的な大学をモデル校に指定し、助成金を交付するなどの支援を始める。

 3大学は共同でモデル校の採択を目指す。国の制度を活用し、留学生向けの日本語教育や就職支援を行うだけでなく、大学職員が海外に出向き、留学生を募集する費用の軽減につなげたい考えだ。

 秋田大が留学生受け入れの柱として準備している国際村構想は、50戸規模の県職員住宅を活用して開村。通学に便利な秋田市内の手形、手形山、千秋矢留の県職員住宅が候補に挙がっている。いずれも県職員が入居しているため、秋田大は10年度の開村を目指し県と調整を進めている。

 家賃を低く抑えられる県職員住宅の活用で、留学生の経済的負担を軽減でき、卒業後も大学院進学などの選択肢が広がる。

 構想では、地域住民向けの語学教室や、トムヤムクンやキムチチゲなどお国自慢の料理教室、母国の伝統文化を披露するイベントを開くアイデアが持ち上がっているという。

 秋田大教育文化学部2年のモンゴル人留学生、ナランゲレル・ホスエルデネさん(20)は「国際村が出来たら、ぜひ入りたい。地域の人と一緒に各国の民族衣装を着て楽しめる国際村祭りを開いてみたい」と楽しみにしている。

 秋田大の吉村昇学長は「留学生と地域住民の交流を図りながら、国際村を中心とし大学や県の国際化を進めていきたい」と意気込んでいる。
by SAKURA4987 | 2008-10-22 09:49

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