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◆【次代への名言】12月25日・大正天皇




 ■「ふり積る雪にまみれて群れ遊ぶ こいぬを見れば寒さ忘るゝ」(大正天皇)


 皇室はもちろん、古くから敬愛され続けてきた。だが、国民がより親愛の情を抱くようになったのは、大正天皇の功徳ではないだろうか。

 「病弱」のイメージがある。しかし、明治30年代以降、皇太子として父帝の代わりに精力的に全国、さらには韓国を訪問された。その人柄で行く先々を魅了し、ときには随行した政府の高官や知事をユーモアあふれる機知でやりこめる人間的な様子が報道された。また、公務を離れれば周囲のものが思わずほほえむほど子煩悩な「家庭の人」だった。

 冒頭は大正3(1914)年の作品である。あたたかく、やさしい心情がうかがえるが、大正天皇は決して柔弱ではない。少し前、こんな漢詩を残している。

  

 男子は常に四方の志を懐(いだ)く

 前路の幾かんき艱危(かんき)を辞せず

  

 「男子たるものは常に天下を切り盛りするという志を持っている。だから、立ちはだかる困難や危機など、ものともしないのである」-。こんな意味だろう。その大正天皇は82年前のきょう、逝去した。享年47。天が、慈愛と気概の帝(みかど)に健康と長命を授けなかったことを恨む。
by sakura4987 | 2009-01-15 12:56

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